次はどの部分について書こうかと色々考えた結果、肩と肘の説明をすることにしました。
まず、ラケットがシャトルに当たる瞬間の体勢をしてみてください。
腕は床と平行を0度とすると、45度から50度、女性ですと60度くらいになる方もいますかね、そのくらいで腕が伸びた状態が当たる体勢だと思います。
そこから、グリップが額の前に来るように、曲げてください。
"ラケットがシャトルに当たる瞬間の体勢"が重要で、その態勢がしっかりしていれば、肘の曲げ方が人によって違っていても、スイングは変わりません。
肘を伸ばせば"ラケットがシャトルに当たる瞬間の体勢"に戻るわけですから。
逆に、その態勢の角度が違うと、低い場合はドライブ気味の高さになりますし、高すぎると上すぎて力が入りにくくなります。
シャトルを打つ時、この時点では体は半身になっているので、体を正面に回してみましょう。
腕に力が入っていなければ、肘は内側に曲がり正面の方向を向くはずです。
肘が全く動かない方は、肩に力が入って固定されています。
肘が正面の方を向くまで行きました。
そしたら、肘を回内しながら伸ばします。
感覚的には、肘を伸ばしながら、腕相撲で相手を倒すイメージです。
イメージがわかない場合は、まず腕相撲で相手を倒す動きを繰り返して、その動きが理解出来たら肘を倒す時に伸ばしてみる、と良いかと思います。
この動きの間は、力を入れる箇所はありません。
気持ちよい感覚で爽やかにスイングしてください。
肩を痛めたり肘を怪我したりする方は、ここで力が入っている方です。
半身から体を回す勢いで、勝手に肘が正面方向に動く、それを伸ばしながら腕相撲で相手を倒す。
痛める理由が分かりません。
P.S. 最後の文章を書いていて思い出すと、5年くらいスマッシュを考えてかなり振ってきたんですが、腕の怪我全くないなぁ、と。
それ以前は、よく腕を痛めてましたけど。
でも、スマッシュ以外のショットでは痛めたことがあります。
さらにP.S. 昨日の練習ではスマッシュがあまり決まりませんでしたが、そういう時は決まって、肘辺りに力が入っている時です。
自分で自分のスマッシュは受けられないので、力の入る入らないでどれくらい違うのかは分かりませんが、結果がこうも違うと、やはり今回お話した工程では力を入れてはイケません、と思い知らされます。
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