椿大神社。
これ、なんと読む?
つばきだいじんじゃ?
いいえ。違います!
つばきおおかみやしろ
と読みます。
丁度紅葉がいい感じでした。
御祭神は
主神 猿田彦大神
相殿(あいどの・同じ社殿に二柱以上の神を合わせて祭ること) 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・𣑥幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)
配祀(はいし・主祭神と縁のある神を同じ敷地に祭ること) 天之鈿女命(あめのうずめのみこと)・木花咲咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
こちらの神社、なぜ椿なのかと言うと、
仁徳天皇の時代、霊夢により椿の名をもって社名にしたと、パンフレットには書かれています。
そんなんじゃぁ~わかんねぇ~よっ!!
夢を見たのは分かるけど、どんな夢だよっ!!
というわけで頑張って調べてみました。
それらしいのを発見!
仁徳天皇が見た夢とは、一夜にして椿が咲きまくったという夢だたったらしい。
また、この神社は獅子舞の発祥の地でもあるそうです。
全国の猿田彦大神を祭る神社の総本宮であり、伊勢国一宮。
三重県では伊勢神宮、二見興玉神社に次いで3番目に参拝者が多い神社だといいます。
最初の鳥居をくぐると手水舎。
二見興玉神社と同じく蛙がいます。
二見興玉神社についてはこちら
真っすぐな参道
途中左側に
謡曲「鈿女」でうたわれている瓊瓊杵尊が御船で到着された場所だと伝えられている
御船磐座(みふねのいわくら)があります。
肝心の磐座の写真を撮り忘れました・・・
拝殿です。
ご神徳はほぼ揃っています。
交通安全・商売繁盛・厄除け・建築・良縁・子孫繁栄その他もろもろ。
ほとんどのお願いごとがここで出来ます。
社務所と拝殿の間にあったのがこれ。
なんでしょう?
御朱印です。
御朱印を頂いたら今度は
この看板に沿って行きます。
鈿女本宮椿岸神社です。
猿田彦大神の妻、天之鈿女命を主神とする神社です。
こちらの神社は縁結び・夫婦円満の他に芸能上達の御利益があるそうで、
多くの芸能人や芸事に携わる方が参拝されています。
なぜ芸事かと言うと、それは天岩戸のお話に関係します。
天照大御神が岩戸に隠れた時に、神々がいろいろな方法で岩の戸を開けてみようと試みましたが開けることができませんでした。
そこへ、天之鈿女命が登場。
天之鈿女はが半裸になってちょっとエッチな踊りを踊るとその場にいた神々が大いに笑って賑わいました。
あまりにの賑やかさに
岩戸の中の天照大御神は何事かしら?と気になり、様子を見ようと戸をちょっと開けたその瞬間、
戸の前で待ち構えていた力持ちの天手力男命(あまのたぢからおのみこと)が戸を一気に開け、思兼神(おもいかねのかみ)が天照大御神の手を引きだして、天照大御神に岩戸から出ていただいたというお話です。
鈿女は踊りが上手だったのでしょう。
それに美人でユーモアがあり、他の物を惹き付ける魅力的な何かを持っていたのでしょうね。
朱塗りが目を惹く美しいところです。
この日、ここで結婚式がありました。
お式を邪魔しないように参拝。
この木の蜂を木槌で3回たたいてから手を合わせます。
横にある椿の紙を1枚頂けます。
お財布に入れたり栞にしたり好きなように使っていいとのこと。
もう一つ。
石の輪が2つ繋がったものがあります。
夫婦輪石というものだそうです。
こちらは扇塚
拝殿横にかなえ滝。
開運成就・恋愛成就の願いをかなえると伝わっています。
御朱印です。
こちらの御朱印は椿大神社の社務所で頂けます。
なので、
椿大神社の御朱印を頂くときに椿岸神社の御朱印もお願いしますと言わないといただけません。
敷地は広く、ほかにも見るところがありますよ。
こちらは松下幸之助社
ここで小さな男の子を連れた家族連れのお母さんが
うちの子もいっぱい稼いでくれるようになるかしら?
ともの凄く真剣に手を合わせていました。
願いが叶いますように・・・
そしてここにもあったさざれ石
椿大神社と椿岸神社は良縁・縁結び芸事の御利益で有名です。
女性の方が多く参拝されていました。
とても雰囲気の良いところです。
近くまで来たら是非参拝にいらしてください。