流鏑馬レッスン〜胸を開く

2018年8月12日(日)

以前お邪魔した流鏑馬牧場で流鏑馬レッスン1日コース。オーナー先生がSNSが苦手なようなので、いろいろ書けなかったり、動画がアップ出来なかったりで、すみません。

朝8:30に待ち合わせをして送迎車に乗り込み、牧場へ。

ここに初めてきた時、オーナー先生からボコボコに言われた私の弓使い。弓の持ち方、引き方、全くなっていない。我流で慣れてしまったので、この癖を直すのは時間がかかるでしょう、乗馬は悪くない、と。流鏑馬走路は走らせて頂けましたが、騎射はさせて貰えませんでした。流鏑馬は危険なスポーツなので、初めてのお客さんには慎重に対応しているようです。次回騎射して良いとお許しを頂けました。

2回目はオーナー先生不在で、別の先生から教えて頂きました。酷暑の中、弓練習

流鏑馬走路、を4セット。馬4頭を乗り換えて、ただひたすら撃っては走る。。圧倒的な練習量で、上達した手応えを感じた1日。(当社比)

3回目の今日。オーナー先生から質問。

「君はどうなりたいんだい

十和田で良い成績を残したい

十和田に拘らず、流鏑馬を上手くなりたい

」

私の答えによって、教え方が変わるようです。突然の質問に戸惑いますが、

kiri「流鏑馬を上手くなりたいです。でも前回見ていただいた通り、私の弓はメチャメチャです。まずは癖を直して十和田で使えるように。ゆくゆくは十和田に限らず、流鏑馬そのものが上手くなるように、レベルアップしたいです。」

「分かりました。横の的を撃つだけじゃなくて、臨機応変にどんな的で撃てるようになる流鏑馬を教えましょう。」

kiri「お願いします。長期的な視野で結構です。今月末十和田の試合に出ますが、成績は気にしません。ボロ負けでも良いです。流鏑馬を教えてください。」

癖を直すと一時的に何も出来なくなるのは分かります。前回の大和の試合がボロ負けだったのもそのせいです。いや、元々下手なだけなんですが。「勝ちたい」という欲もないですし、何も怖くないです。ある欲は

「流鏑馬を上手くなりたい」

という欲だけです。時間がかかっちゃうかもですが、頑張ります

好きな事なので、頑張れると思います

オーナー先生、今日1日のレッスンメニューを考えて下さいます。

午前

弓練習(普通の距離、遠撃ち)

騎射練習丸馬場で騎射(普通の騎射、遠撃ち)

午後

弓練習(普通の距離、遠撃ち)

騎射練習流鏑馬走路騎射(普通の騎射、遠撃ち)

です

9:00 まずは弓練習。

何射か撃って見てから、先生の指導。前回も注意されたことと同じことを

右肘が上がってしまう癖。左手首の角度と弓の握り方。右手で弦を弾くのではなく、左手を押し出すように。的から左腕を直線で結べるように。そして弓を弾く時、大きく胸を開くように。右肘は下げるのではなく、上空で大きく弧を描くように。

的に当たらないで外れたとしても、「良いハズレ方」と「悪いハズレ方」があります。良いハズレ方」は左に逸れた時。つがえた矢が回転もなくそのまま発射されると弓の幅の分、右に逸れます。矢が弦によって回転を加えられて発射された時、矢は真っ直ぐ放たれます。左に逸れるのは、矢に回転が加わった証拠。初めてオーナー先生に習った時は、弦が全く回転しませんでしたが、前回から少しずつ回転できるようになりました。少しは前より良く出来たかな。

出来るようになって来たところで、初めて遠的(とおまと)に挑戦します。20メートル位離れます。私の弓は張力が6キロなので、的まで直線では行きません。放物線を描いて的まで飛ばします。失敗して地面を刺すこともしょっちゅう