流鏑馬女子部のポロシャツに印刷されている言葉

「負けず嫌い」

このポロシャツを購入した時に女子部会長から言われたのは

「負けない相手は自分自身ですよ」

でした。その話を仲良し会員Yさんにすると

「1番厄介な相手」

と。

自分自身。確かに1番厄介な相手です。悪いところばっかりだし。認めたくないところばっかり。下手くそだし。モンドールには叱られてばかりだし。


今まで落馬した事がなかったのに今年は7回も落馬して。しかもそのうちの何回かは

馬からの教育的指導

でした。情けなくて、悔しくて。でもすぐに立ち上がってきたつもり。。メンタルはボロボロでした。それでも乗馬を続けて来たのは、やっぱり馬が好きなんですよねてへぺろ惚れたモン負けチューあ、負けてるし爆笑

そうして大嫌いな自分を少しでも好きになれるように前を向いてきたら

馬の態度が変わってきた


と感じました。流鏑馬新人戦の時の飛(とび)くん然り。障害のパートナーであるモンドール然り。馬が協力してくれた、と感じることが出てきました。


先月の親善試合の時の第7障害。踏切が合わず、モンドールが詰まってます。いつもだったら拒止して終了だったはず。試合でテンションが上がってただけかな、と動画を何度も見直して気がつきました。


モンドールに止まる気は無かった


止まる時は下を向くモンドールですが、この時は顔を上げて真っ直ぐ前を見ていました。私も顔は真っ直ぐ前を見ていました。

昨日D先生に、60の第7障害で、詰まったの見ていましたか?と聞くと、特に印象に残っていない、と。「前跳びしたの!?」「分かんないです。でも詰まった時は下にいたと思う」と言うと、拒止は

馬のやる気の問題と、スピードだね、

とのこと。多分スピードが出てたから止まらなかったのと、あとはモンドールにやる気があっただけ。もし前跳びしてても、それはやる気とスピードで80までは何とかなるけど、ずっとそれに頼っていると、いまに痛い目にあうぞ、と。

やっぱり、モンドールが助けてくれたんだ。


60の動画をモンゴルの友人に見せたところ、

モンドールは、乗り手の好き嫌いがはっきりしている子。kiriちゃんは愛されてるね。全て俺に任せろという安定感。好きな相手の為に頑張る、ええ格好しい。漢と書いてオトコと読む、それがモンドール。

と言ってくれました。過分な言葉ではありますが、馬の事を良く知っているモンゴルの友人にそう言われて嬉しかったです。少なくともモンドールに嫌われてはなかったと。

自分の中の弱い部分に負けずに向き合っていくこと。ライバルは自分自身。そう思って少しでも努力していけば、


馬がご褒美をくれる

そんなことを実感しました。今後もこのライバル「自分」に負けないよう、少しでも努力していきたいと思います。

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