17:00 D先生 モンドール(障害)
16:00のレッスン前。クラブに着いたらU先生が速攻で「熱中症大丈夫だった今日も無理しないでね」って優しく言ってくれて優し過ぎて泣ける「すみませんでした。少しでもおかしくなったら直ぐに言います」と返事しました。
D先生に会って「月曜日すみませんでした」って言ったら「何だっけ」とスッとぼけるので「寂しかった」と言うと黙っているので「寂しかったんだ」と畳み掛けたら「何か腹たつ」と怒られましたでも否定しませんでしたよ可愛いな
馬場が混んでいたので、17:00スタートの予定を遅らせます。「どうせならガッツリ遅らせて良い」とD先生が言うので、レッスン後特に用事もないので良いですよ、と。結局17:50頃のスタートに。この時間になると陽も陰ってきて、かなり過ごしやすいです。え、ひょっとして熱中症で倒れた私のために涼しくなるのを待ってくれてたそんな優しさ機能、D先生に装備されて、、、るかもD先生、何だかんだ言って優しいもんねありがとうございます絶対に「別にそう言うわけじゃ」って言いそうだけど
そうそう、レッスン前にD先生にお礼を。
「先週やった鐙を真下に踏んで、外に向きやすい私の右足を内包に向ける事を意識して、次の日流鏑馬のレッスンをしたら、凄く調子良くって、流鏑馬の先生に私史上最高の出来だ、って言われたんですよ騎射もね、ほぼ満射、皆中でしたD先生、ありがとうございました」
「だろだろうブリティッシュも流鏑馬も基礎は一緒なんだよ鐙をキチンと踏むことで、上体が安定して騎射もうまく行ったんだな鐙はすべての基本なんだよ」
さすが俺とこそ言いませんでしたが、言いそうな勢いw生徒の上達をこんなに喜んでくれるD先生は、本当にいい先生だなって思います。
さて、20×60の全面の馬場、T先輩&フェールデクール@W先生と馬場を共有しますが、別メニューです。フラットワークをして駈歩まで済ませると、いよいよ障害です。この時間は少し過ごしやすくなるので虫も出てきます。虫が嫌いなモンドールがバタつくので、少し叱って私の扶助に集中させます。
まずは20×20の馬場(区切られてはいません)で、輪乗りでクロスを。前回やった2ポイントで手綱をほとんど持たないで馬の首に拳を置いて行きます。鐙のバランスで乗る練習です。
kiri「速歩ですね」「駈歩だよ」
kiri「え駈歩で殆ど手綱を持たないで跳ぶの」「そう言ってんだろ」
kiri「え、ハミはコンタクトは」「ノーコンタクト」
kiri「マジで」「マジだ」
ひゃーーー怖いよー、と心の中で言いながらもゆっくり目の駈歩で難なく跳んでくれるモンドールモンちゃん、名馬
坐骨をつけていないので、誘導がなかなか難しいです。障害の手前で「あ、踏切合わなかった」とついコントロールしようとお尻をつけたら拒止
「今、何で座ったの2ポイントって言ってるでしょモンドールを信頼してモンドールに任せて」
すみませんでもこの拒止の仕方、怪我をしません
「馬が止まる時は止まって良いよ。馬に任せて何もしないで。障害を見ながら馬が判断してゆっくりスピード落としてから止まるから。」
そうなんですよモンドールが
「あ、これ無理。。。か。。。な。。。無。。理。。でしたーーはい、止まりま〜す」
っとゆっくり停止して行くんですよ。いつもは私が上でオラオラしてるので、急停止の拒止ですが、モンドールが考えながら走っているんだな、と言うのがよく分かりました。
もう一回の拒止は
「何で急に手綱いじったの」
kiri「障害の右に逃げようとしたから、左を引っ張りました」
「そう言う時は引っ張るんじゃなくて、最初から左を持っといて障害前に急に手綱をいじらない」
(最初は持っておきますが、首に拳を置いたらノーコンタクトにはなります。馬への意識づけにはなります。)
すみません。。。
でも、左右何度か跳んでいるうちに私も慣れてきます慣れって凄いです
いよいよ全面の馬場を使います。長蹄跡にクロスがひとつずつ置かれています。隣のクラブ側の長蹄跡がフェールデチームの陣地で、モンドールチームは馬房側の長蹄跡が陣地のようですw
「直線で行くよ」
直線で「2ポのコブシ首」で行きます
「障害前の直線までは軽くシートして、直線になったら、2ポイントで拳は馬の首もっと首の上そう」
kiri「え、ここここまでマジで」
「マジだ」
コーナーを曲がって障害が見えた途端、いつものようにモンドールが覚醒バフバフ言いながら凄いスピードで障害に向かって行きます
「何もしなーーい」
kiri「先生ーーーー
怖ーーーーーーいいいいいい」
「鐙のバランスを意識して」
ひーーーっっ
この時の私は、左右の鐙と首に置いた拳の3点しか馬と接触してません何て不安定
ぽんっ
跳んだ
体勢を起こして軽いシートでモンドールを止めます。
「跳べた」安堵。。。跳ぶ瞬間は意外と怖くないです。鐙のバランスの事だけ考えていました。それでも直線になった時の恐怖が
kiri「センセ、怖い」(キレ気味w)
「存じております」
何その変な言葉(怖くてイライラしてますw)
「怖いのは重々承知しております。でも出来ただろさ、もう一回」
鬼っっ👹
でも、もう一度行きますでもやっぱり、
「怖ーーーーーーい」
「あははは」
何で笑っってんんのおお
ぽんっ
跳んだ
意外とあっけなく軽く跳ぶんですよ、これが。
スピードは出てますが、モンドールもそんなには興奮はしていません。そんなにはね。落ち着いています。お任せコースにしているのに、無駄に高く跳んだりしないベテランホースの余裕を感じます。私も鐙を真っ直ぐに踏むことを考えているので、無駄にしがみ付いたりしていないので、モンドールも苦しくなくて怒らないのでしょう。
かめちゃんさんが動画を撮って下さっていました。いつもありがとうございます😊
私がそんなにも恐怖におののいている風に見えないのがちょっと悔しいですでもよく見てください。ハミ、完全に外れてます
跳ぶ直前にバーをチラ見して確認しているモンドールが可愛いですね「僕、任されてるから、しっかり跳ばなきゃ」って感じでしょうか
私がオロオロしていると、その間にD先生が障害を高くしていくので、休まず続けて行きますでもやっぱりちょっと高くなって行きました。油断しましたでもクロスから60、最後はせいぜい70でしょうか。
最後は慣れて気持ち良く跳べてレッスン終了
「直線は輪乗りよりスピードが出るから怖いのは分かってるんだけど、鐙のバランスで跳ぶと馬も興奮しないし、意外と怖くないだろう」
はい、見ると怖いので、踏切しか見ていませんでした。
「よく出来たと思いますよ」
レッスン中ずっと鞭で、最後にちょっとだけ飴をくれました🍬
モンドールから降りると、このまま馬場の中でモンドールの馬装解除をして、そのまま少し放牧してあげて、とYちゃん先生に指示をするD先生。解放されたのに、障害を片付けて地面でホースをいじってるD先生の横に近づいて行って「何してるの」と顔を寄せるモンドールが可愛くて、iPhoneを取りに行っている間にD先生とモンドールの2ショットが終わってしまいました撮れなくて残念モンドール「何だ水か。。」と速攻でD先生の元を立ち去っていました。ホースからポカリが出てたら素敵だったのにね、残念ね
少しゴロンして
「もう帰るポカリくださいね」
虫除け剤を鼻で倒したw
モンドールを丸洗いしてポカリとバナナをあげて馬房に戻し、かめちゃんさんと一緒に帰ります。駅までD先生が車で送ってくださいました。やっぱりいつもよりちょっと気を遣ってくださっていたように思います。レッスンは容赦なかったけど
D先生の今回のレッスンの本ネタはこちら楽しい障害飛越
動画の最後の方で、両手を離して障害を跳んでいますが、コレを簡単にアレンジしてくれださったようです
さあ、明日もモンドールで障害です続く