2019年10月14日(月)(祝)
15:00 D先生 モンドール(障害)
2時間目はD先生の障害です
嵐の後、初めてモンドールに跨りますが。。っっっ
え何コレ
「ヨレるからしっかり動かしてね」
D先生が声を掛けてくださいますが、
kiri「いやいやコレおかしいでしょう」
「疲れているだけだから」
ん
この日のモンドールのお仕事は午前中に体験乗馬をして2鞍目が私。体験乗馬だったら駆け足もしないしそんなに疲れないですよね
「台風で疲れたんだよ。眠れなかったんじゃないかな。昨日は皆んな昼間からグーグー寝てたんだよ」
そっか。。。千葉県では今回の19号は15号ほどじゃ無かったかもだけど、凄い風だったんですよね。怖かったね。台風の翌日の社長のブログでモンドールの写真を見た時も「モンちゃん、疲れた顔してるな」って思って見ていました。
伺うとやはりD先生はクラブに泊まり込んでいたとのこと。さすがD先生です。馬たちもボス馬であるD先生がクラブにいてくれて、さぞかし心強かったことでしょう優しいな
でもでも、この歩様は明かにおかしい
「センセ、コレ疲れているだけ跛行じゃない」
「背中がふかふかしてるだろう跛行じゃないよ。しっかり前に出して集中させてそうしたら治るから」
そう大丈夫なの痛くないモンちゃんどこか痛くないの
恐る恐るテンションを上げさせて行くと、背中のふかふか感がなくなっていきます。不思議な感覚でした。見た目どうなってたんでしょうね見ただけで「背中がふかふかしてるな」ってわかるんでしょうか
20×20の狭い馬場での輪乗り障害シリーズですコレ本当に難しいです
馬場の真ん中にキャバレッティを担いで持つD先生。
「輪乗りの手前換え」
言われて真ん中を通ろうとすると、シレッと真ん中のD先生を避けて早目に方向転換するモンちゃん
いや、可愛いんだけど、これって馬なり
慌てて真ん中に誘導しますがイヤイヤをするモンちゃん
どうした私が焦ると
「俺のせいだな。あとキャバレッティを立てて持ってるのも怖いんだな」
ニヤリと笑うD先生。今思うとこの日のD先生は、最近
「レッスンに緊張感がない」
「モンドールをもっとピリッとさせなきゃ」
と言い続けているのに是正しない私をなんとかしようと企んでいたんです優しいなんて一瞬でも思った我が身を呪う
そうとは気が付いていないお気楽な私
地上木を置いて、反対側もまずは地上木。
地上木なのでそんなにテンションを上げなくて大丈夫です。駈歩で跨いで進みます。がこんなでも歩数が合わずに速歩に落ちますヤバイ、私下手過ぎ
コース取りが悪いんですね左がショートカットし過ぎて、右が膨らみますD先生に注意されて左は
「俺の外側をい行け」
またD圧を感じながらもD先生を轢かないようにコース取りをして、先程までコース取りを圧倒的に間違えていた事を知りましたD先生、モンドール、本当にすみませんそして
凄い歩数ビンゴ
さすがD先生歩数ぴったりで行けました
右手前でショートカットし過ぎて
左手前で膨らむ
のは私の癖なのかモンドールの癖なのか、はたまた2人のケミストリーなのか🧪⚗
左右の癖を意識しながら跳んでいきます。片方は地上木のままですが、片方は地上木からクロス、垂直と徐々に高くなっていきます。するとジャンプして着地する分、歩数が変わっていきます。
狭い馬場で馬のテンションを上げるのが難しく、上げきれないまま高くなって行く障害に焦った私が横木を駆け抜けた時に鞭を使ったら
モンドールが怒った
トモキックを1発喰らっただけですみましたがw
D先生も「久しぶりに怒られたな」と笑っていますが、昔の振り落とそうとする怒り方ではなく「僕ちゃんと分かってるから」と言う怒り方でした。私たち随分仲良くなったもんね
とそこで、またもやコース取りを間違えて、
踏切近っっっっ
これは跳べません
モンちゃん、ごめんねと方向転換しようとした時
方向転換先にD先生がいます。
そしてモンドールが暴れた
うわあコレ、モンドールが自分が悪かった時にやる行動ってことは今の拒止は、
行こうと思えば行けたけど、やめておいた
と言うモンドールのワガママ拒止だったってことですね
久しぶりのモンドールのジタバタが可愛くて笑っていましたが、まあまあの暴れっぷりでした。落ちなくなったモンです
そして次にまたコース取が原因で拒止された時には。
「ごめん、もう1度」
とまた向きを変えようとした時に先ほどの記憶が蘇ったのか、え、まさかの
「コレ跳ぶのーーーー」
モンちゃんがほぼ垂直跳びをしました
しかも後脚も引っかけもせずに
「センセ、今どこにいました」
笑うD先生。先ほどと同じ障害のすぐ横にいてD圧をモンドールに伝えていました
「モンドールはすぐに無理って諦めるだろう本当は跳べるのに試合の時はもっとテンション上がるだろうけど、普段のレッスンからキチンと跳ぶように緊張感を持って欲しいんだ」
はい、毎回言われてますね。すみません。モンドールが疲れてる、って聞いていたので可哀想で追いきれませんでした。でも怒られる鞭の使い方しちゃって、中途半端な追い方をして申し訳ありませんでした。
モンドールとのレッスンは楽しいし、高いのにも慣れてきたけど、仲良くなり過ぎて馴れ合いみたいになってきちゃったなら反省しないとですね。
D先生のように、馬に好かれながらも一目置かれる存在にならなくちゃなと思った時間でした。どうやって程良いプレッシャーを馬に与えることが出来るんだろう。もっと馬の事を勉強しなきゃですね
さて左手前でドリフトしがちなモンちゃん。
肩から障害に入って行っている
というD先生の指摘が良くわからず、とりあえず、さっきのゴールドとのレッスンで習った「電車ごっこ」をして見ます。両ハミをかけて馬の頭を真っ直ぐ障害に向けてから、
馬体と私がついて行く
感じにしたら
「そう今の良かった」
と言ってくださり、もう1回同じことをしたら
「どうした急に良くなったな」
はい、やっと先生がおっしゃっている意味と対応が分かりました。掴んだと思います。。。
とても寒い日だったのに、汗びっしょりでモンドールから降りて。お手入れして馬房をざっと片付けて、モンドールにバイバイしてきました。次週は流鏑馬の試合でモンちゃんに会えません。また2週間後にね。