自己免疫疾患を発症してしまっている皆さん。
ストレスに弱い方が多いのではないでしょうか?
その昔、「精神的ストレスが身体に悪いなんて迷信?」と軽視される風潮がありました。
しかし、現在では、精神的ストレスが大きく身体に影響を与えていることは周知の事実です。
長期のストレス(過剰なステロイド分泌)により副腎が疲弊しきると、逆にステロイド分泌不足となり、炎症を抑えられず疲労感や様々な不調が出やすくなります。
また、長期のストレス(もしくはステロイド剤)により、コルチゾール(ステロイド)が過剰分泌される状態が続くと、必ず胸腺が萎縮していきます。
胸腺の萎縮が進めば、いずれ、免疫システムが崩壊します。
今回は、自己免疫疾患と深い関係性の「胸腺」をテーマに、解決策を探っていきたいと思います。
【私の結論】
・ストレス軽減の対策(考え、書き出し、実行する)
・良質なたんぱく質を適量摂取する
・日光浴
・吐くことを意識したゆっくりした呼吸・マルチビタミン&ミネラルで胸腺強化
(この場合、亜鉛とビタミンEが重要。鉄が少ないか入っていないものを選ぶ)
お気に入りマルチ①
☆Drマーコーラのマルチビタミンミネラル(アイハーブ)
※粒が大きいのが難点
お気に入りマルチ②
☆ニューサイエンスのマルチミネラルビタミン(楽天市場)
☆ビタミンD&K(アイハーブ)
※ニューサイエンスのマルチには品質維持の観点からビタミンDが入れてありません。個別にビタミンDを摂るか、毎日日光を浴びる。
・更に強化すると良いナイアシン、ビタミンE
☆ビタミンE(300IU~600IU×1回)
※必ず微量から始める(特にご年配)。絶対にdαトコフェロールのみの物を使用しない。
☆ビタミンB3(ナイアシン500㎎×3回
(※必ず個別ページを最後まで読み、微量から始める。)
・食事なら、ここでもボーンブロスが最適。
☆オーガニックコラーゲン(ボーンブロスを真面目に作って食べていれば必要なし)
・レントゲンなどの放射線被ばくを必要最低限にする
・発酵していない大豆製品をさける
・加工食品を避ける
・長期的な過度の断食、厳格な糖質制限、ケトン食をむやみに続けない
・サラダ油などからオメガ6脂肪酸を摂らない
この結論に至る理由を崎谷先生、吉冨さん、熊野教授、グーグル先生などのご意見を参考に、引用しながらメモさせて頂きます。
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アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン(抗原)」といい、私たちの身のまわりには、食物、花粉、ダニなど多くのアレルゲンが存在します。
このアレルゲンが体の中に入ると異物とみなして排除しようとする免疫機能がはたらき、「IgE抗体」という物質が作られ、この状態を「感作」といいます。
いったん感作が成立した後に、再度アレルゲンが体内に入ると、IgE抗体がくっつき、マスト細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、アレルギー症状を引き起こします。
一方、無害なアレルゲンに対しては、制御性T細胞(Tレグ)と呼ばれるリンパ球が働き、アレルギー反応は起こりません。
これを免疫学的寛容といいます。
免疫寛容(めんえきかんよう)とは、特定の抗原に対する免疫応答が抑制、または欠如している免疫のしくみを指します。
すごく簡単に言うと、抗原に対し「これに反応するのはもうやめよう」と覚えさせる仕組みです。
アレルギーが多い人は、このシステムがうまくいっていないと考えられています。
また、免疫寛容が破綻すると、自己抗原に対しても免疫応答を起こしてしまう。
これは、自己免疫疾患の原因ともなり、自己免疫疾患発症の要件の一つと言っても過言ではありません。
つまり、免疫寛容が維持されないと、アレルギーや多くの自己免疫疾患が発症するリスクが大きくなる。
したがって、 この免疫寛容機構 が正常に働くことが、免疫系の 恒常性の維持に絶対 的に必須なのです。
そして、その免疫寛容をつかさどるのが、今回のテーマである「胸腺」なのです。
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胸腺(きょうせん)は、胸腔に存在し、T細胞の分化、成熟など免疫系に関与する一次リンパ器官です。
非常にストレスに弱く、持続的なストレス応答が続くと、コルチゾールやノルエピネフリンの上昇に伴い、各組織のタンパク質を分解して血糖を上げようとします。
この時、まず胸腺やリンパ節からタンパク質を引き抜いてしまうため、胸腺などが萎縮してしまう。
子供が虐待を受けると胸腺が高度に萎縮することが知られています。
法医学で被虐待児を判別する一つの指標となるほどの関係性です。
2018年にテレビで見た、虐待で亡くなった子供の胸腺・・・。
同年代の子の胸腺と比べ5分の1まで萎縮してしまっていたという衝撃的なニュース、一生忘れられません・・・。
今でも思い出すだけで、涙が出るほど辛いです。
ストレスって、ただの精神的な緊張・苦しみだと思われがちですが、実際には体にも大きな影響を与えます。
ストレスと言えば、ビタミン・ミネラルの消耗の方のイメージが強いですが、各組織のタンパク質も結構消耗します。
長期的にストレスが続けば、肝臓や腎臓などの内臓からもタンパク質を引き出していきます。
胃壁からも相当なタンパク質を引き抜く為、粘膜が弱まり、粘液<胃液 になってしまい、胃潰瘍も起きてしまいます。
また持続的なストレスよってタンパク質を分解してできた血糖は、血中で余り出し、余った血糖はそのまま肝臓などに脂肪として取り込まれ、脂肪肝にもつながります。
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胸腺は脊椎動物にとっては、リンパ球系の形態形成維持の要になっている組織です。
胸腺にダメージを与える物質を抑えて、かつ胸腺を活性化させる物質に目を向けることが、リンパ球系の形態形成維持には必要です。
幸いなことに、胸腺はダメージを与える物質を除去すれば再生可能です。
したがって、胸腺にダメージを与える物質を極力避けるようにしていくことは実践可能かつ根本治療になります。
まずは胸腺にダメージを与えるストレスホルモンであるコルチゾール、エストロゲンの過剰な分泌を抑えることは必須となります。
ステロイドの慢性投与がなくても体内でコルチゾールが過剰に分泌されると同じ結果になります。
また、エストロゲンは胸腺の免疫寛容を作る物質を低下させることで自己免疫疾患の発生に深く関与します。
さらにエストロゲンは、コルチゾールを上昇させることで間接的に胸腺を死滅させる作用もあります。
エストロゲンが高値の場合は、ヘルパーT細胞がTh2に誘導されて、肥満細胞や好酸球の脱顆粒(ヒスタミン、エイコサノイド、セロトニンの放出)が起こります。
そのため、初潮が早くて長期間エストロゲンに暴露されている場合や生理前後のようにエストロゲン濃度が高くなる場合には、アレルギー疾患の代表である喘息がおきやすくなります。
ちなみに男性でも自己免疫疾患にかかりやすくなるのは、ストレスによってテストステロンがアロマテースというストレス酵素によってエストロゲンに変換されるからです。(崎谷先生独自のご意見です。)
これらの複数の胸腺へのダメージ作用で、エストロゲンの細胞内濃度が高い女性の方が自己免疫疾患に罹患しやすくなるのです。
(崎谷先生独自のご意見であり、一般常識とは異なる見解です。しかし、喘息やアトピーなどが、エストロゲンが多くなる生理中に悪化することはひろく知られています。)
慢性的な精神的ストレスに限らず、ファスティング、厳格な糖質制限やケトン食などのキィトーシスを起こさせる食事法を長期間行うことも慢性的にコルチゾールの分泌を高めて胸腺を委縮させるため注意が必要です。
これらは、欧米の識者の間ではステロイド療法のバージョンと呼ばれているくらいです。
(※短期的な良い計画で、素晴らしい効果をもたらすこともあります。)
また低タンパク質食なども胸腺や骨髄の構造・機能にダメージを与えるために良質のタンパク質(良質のアミノ酸組成)を摂取することが形態形成維持には必須です。
エストロゲンの抑制に関しては、クワイノン、ナイアシンアミド、ビタミンA、E、カフェインなどが有効とのことです。
※病人にとって、カフェインは副腎の負担になるなどデメリットも多いので注意。
実際にエストロゲンを産生するアロマテースをブロックすると胸腺組織が回復します。
そして発酵を十分に行っていない大豆製品を避けること。
大豆に含まれるイソフラボンは、ごく微量でエストロゲン受容体に結合するため強力なエストロゲン作用を持ちます。
これらの植物性エストロゲンは胸腺にダメージを与えて自己免疫疾患を引き起こします。
また、多価不飽和脂肪酸はコルチゾールとエストロゲンの両方を高めるので胸腺には甚大なダメージを及ぼします。
そしてコルチゾールとエストロゲンは脂肪細胞から脂肪分解を促進するために、多価不飽和脂肪酸の血液濃度が高まるという悪循環をもたらします。
また多価不飽和脂肪酸と鉄はミトコンドリアにダメージを与えてフリーラジカルズを発生させます。
胸腺の間質は他の組織と比較して抗酸化物質(酵素)が少ないため、これらのフリーラジカルズによって容易にダメージを受けます。
鉄と多価不飽和脂肪酸の摂取は要注意です。
食事に関して、オメガ6脂肪酸、大豆、鉄の他に加工食品に留意してください。
乳製品やホワイトチョコレートなどの着色料として使用されている二酸化チタンは、胸腺細胞を死滅させることが報告されています。
また、自分の細胞である癌細胞を死滅させる細胞毒性を持つのが抗がん剤ですから、胸腺もそのターゲットになるのは当然です。
もちろん、精神的ストレス以外の物理的ストレス(放射線など)によっても胸腺は傷害されます。
DHEAと同じく保護ステロイドであるプロゲステロン(一般に妊娠ホルモンといわれている)は、コルチゾールやエストロゲンによって破壊された胸腺を回復させます。
※サプリや医薬品のプロゲステロンでは無理です。
動物実験およびヒトのデータでは亜鉛やビタミンEは胸腺の委縮をとめることが報告されています。
そして、重要な胸腺-甲状腺-脳下垂体-視床下部‐松果体の上部チャクラ軸を同時に活性化できるのは可視光線・近赤外線領域のライトです。
紫外線が弱い早朝や夕方の太陽を見つめる(sun gazing)ことによって、このチャクラ軸が活性化します。
早朝にアーシング(グラウディングともいう。裸足で土に接触すること)しながら太陽を見つめるだけで、現代人の詰まっているチャクラのフローを流してくれるでしょう。
そして、過呼吸は生命場を乱す要因になりますので、体の中心軸にあるチャクラを意識して、ゆっくりと呼吸を整えること(呼吸回数をゆっくりにしておとしていく)。
私たちの日常はストレスの連続です。
そのストレスを受けた時にいつもニュートラルに戻り、チャクラを意識しながら呼吸とチャクラの流れを連動させるイメージが良いです。
ゆっくり吸った空気が下部のチャクラから上部(あるいは上部から下部)へ抜けていくイメージでゆっくり呼吸していきましょう。
これができると呼吸さえも意識しない最適な状態へ入っていきます。
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【参考】
・https://www.ncchd.go.jp/hospital/sickness/allergy/about_allergy.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/59/1/59_KJ00006063681/_pdf
などなど
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本日も、ご覧いただきどうもありがとうございました(*^_^*)<(_ _)>
私のブログに書いてあることは、ただの患者である私の個人的な見解です。
いかなる責任も負うことはできませんので、ご自身で勉強されご判断下さいませ<m(__)m>
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