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天職探しを終わらせて、天職を創る
ブログの分類に、キャリア構築・転職・お仕事に役立つようなオススメ本の項目を加えました
こういった書籍から少しでもみなさんのお役に立つ情報を拾って頂けたらという気持ちで
少しずつ紹介していきたいと思います
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■今日のオススメ本■
『採用基準』 伊賀泰代・著
ダイヤモンド社
採用基準
1,620円
Amazon |
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<概要>
マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者が語る
マッキンゼーと言えば、ずば抜けて優秀な学生の就職先として思い浮かぶだろう。
そこでは学歴のみならず、地頭のよさが問われると思われがちで、応募する学生は論理的思考やフェルミ推定など学んで試験に挑もうとする。
しかしマッキンゼーの人事採用マネジャーを10年以上務めた著者は、このような見方に対して勘違いだという。
実はマッキンゼーが求める人材は、いまの日本が必要としている人材とまったく同じなのだ。
だからこそ、マッキンゼーは「最強」と言われる人材の宝庫の源泉であり、多くのOBが社会で活躍しているのだ。
本書では、延べ数千人の学生と面接してきた著者が、本当に優秀な人材の条件を説くとともに、日本社会にいまこそ必要な人材像を明らかにする。
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<ポイント抜粋>
採用したいのは将来のリーダー
問題解決に不可欠なリーダーシップ
リーダーシップは全員に必要
リーダーがなすべき4つのタスク
その1:目標を掲げる
その2:戦闘を走る
その3:決める
その4:伝える
すべての人に求められるリーダーシップ
今から思い出せば同じクラスには、「カリフォルニアでワイナリーの経営者になって、世界中にアメリカワインのおいしさを広めたい」と言っている同級生や、「各国の一流エンタメをアメリカに持ち込んで紹介するビジネスに携わりたい」と意気込む、日本のアニメが大好きな友人もいました。
けれど当時の私には、ビジネススクールまで卒業して、なぜローカルなワイナリーへの終息を目指すのか、さっぱりわかりませんでした。「まずは好きなマンがを翻訳して販売する」と嬉しそうに話す友人を見ても、「趣味と仕事の区別がついていないのでは?」などと考えていたのです。もちろん、今から考えればよくわかります。彼らこそ世間の評価に惑わされず、自分がやりたいことを理解していたのです。
一方、「マッキンゼーとゴールドマン・サックスのどっちにしようか」と考えていた私は、相変わらず世間の評価基準に沿って、進むべき道を選ぼうとしているだけでした。しかも私は、それらを「自分で考えて選んでいる」と思い込んでいたのです。
しかし、採用時に求める資質やそのレベルは世界で同一です。(中略)
マッキンゼーの場合、それを大きく分ければ、
①リーダーシップがあること
②自頭がいいこと
③英語ができること
の三つです。
このうち、日本の“優秀な人”がもっているのは②だけであり、残りのふたつは絶望的に欠けています。
というのも、一人だけがリーダーというチームでは、それ以外のフォロアーは、次のいずれかの状況に落ち込んでしまうからです。ひとつは「リーダーの後を直についていくフォロアーとなること」、もうひとつは、「チーム全体を率いることは自分の役割ではないと割り切り、個人として、できるかぎり高い価値を生み出すことに専念すること」です。
また、「自分はこのチームのリーダーではない。一メンバーとして価値ある成果を出す必要はあるが、それをまとめる上げるのは(自分の仕事ではなく)、リーダーの仕事である」と考えているメンバーで構成されるチームと、メンバー全員が「自分もまたこのチームのリーダーである。個別メンバーとして成果を出すことはもちろん、チーム全体の意見をまとめ上げ、チームとしての結束力を高めることもまた、自分の責務である」と感じているチームを比べてみてください。後者の方が圧倒的に生産性が高いということが、容易に想像できるはずです。
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<レビュー>
マッキンゼーの採用基準の例などがわかりやすく書かれています。
外部から思われているイメージと、実際のところどうなのか、ということも著者の視点から書かれており、面白く読めます。
「上層部だけが頭を使い、その他の社員は四の五の言わずに従って欲しい」という組織には当てはまりませんが
出来る人で固めたい組織、少数精鋭の組織では、全員がリーダーシップを持ち、自分の頭で考えるメンバーで構成したいものです。
会社と心中したい人、考えるのは得意ではないので自分の進路は会社に任せたいという前者の考えの人にはこの本は当てはまらないでしょうが、会社という枠に収まらず、自分の人生は自分で切り拓きたいという後者の人は読むべき一冊です。
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<こんな人におススメ>
学生、起業志望者、管理職
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今日もさいごまでお読み頂きありがとうございます!
次回以降もこのブログで引き続きお伝えしていきますね(^∇^)
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