さし穂の冷蔵処理 | tadasi331のブログ 岡ちゃんの菊の世界

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菊を栽培しはじめて29年目を迎えます。巨大輪の菊を咲かせるために毎年試行錯誤してきました。仲間と語り合い,より長く菊作りを続けるためにも,このブログを継続し記録として残し,小さな達成感を感じながら日々を過ごせたらと思っています。

さし穂の冷蔵処理の主な効果は,

発根が早くなり発根数が多くなります。

 

根が多い事は,

鉢上げ時の活着が早いので,

旺盛な生育をします。

 

それと,

最良の状態のさし穂が採取でき,

都合のよい日にさし芽ができます。

 

という事で,

今年の冷蔵処理はどうしようかなと思っていましたが,

持っていない品種や出来の良くないさし穂があり,

会員さんから余ったのを頂いたので,

昨日冷蔵処理を行いました。

 

昨年は4月14日に冷蔵庫に入れたのですが,

どうも今年はやる気が出ず,

後手後手に回っている感がします。

 

さし芽は,

5月でも十分間に合うので,

急ぐ事もないのではありますが・・・

 

 

冷蔵処理の採穂は葉を2枚多くつけて切ります。

採穂から30分後です。

 

さし穂の展開葉は6枚なので,

15cmくらいの長さにします。

 

2~3時間,日陰で軽く萎れさせます。

 

3時間経過しました。

 

新聞紙で巻きます。

ラブシートで巻いても良いです。

 

7~8本巻いています。

 

薄いポリ袋がいいそうです。

 

輪ゴムで止めます。

 

昨年はジップロックを使いました。

 

ポリ袋1枚に,

15~20本のさし穂を入れて満杯にします。

200本終了。

 

ブツを冷蔵庫に入れます。

 

7日くらいから効果が出ますが,

10日から2週間くらいでしょう。

 

上手く管理すれば,

1ヶ月くらい保存できます。

 

冷蔵庫の温度は5℃~10℃くらいが良いです。

 

葉に水がつくと葉が腐りますので,

水は厳禁です。

 

ポリ袋には1滴も水を入れないことです。