冬至芽の間引き | tadasi331のブログ 岡ちゃんの菊の世界

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菊を栽培しはじめて29年目を迎えます。巨大輪の菊を咲かせるために毎年試行錯誤してきました。仲間と語り合い,より長く菊作りを続けるためにも,このブログを継続し記録として残し,小さな達成感を感じながら日々を過ごせたらと思っています。

シートを張り替えたことで,

ハウス内がとても明るくなり,

それに日中は,

平年より暖かいので
作業の能率が上がります。

 

能率が上がると言っても,

この時期は地味な作業が続きますが,

大事なのは冬至芽の管理であります。

 

冬至芽からさし穂を育てるのに,

2月末に地切りをする方法もありますが,

今月末くらいまでに,

親株とする冬至芽の間引きをして数本残し,

それからさし穂を育てる方法もあります。

 

会員さんは,

自分に合った方法で,

さし穂を育てておられるようです。

 

それとこれから,

冬至芽が少しずつ生長してきます。

 

そのような中,

鉢に残っている古い葉や傷んでいる葉は,

病害虫の発生源になります。

 

間引きをしても,

しなくてもそういった葉は,

摘み取る必要があります。

 

先日,大寒だったのに,

昨日は,午前10時で18℃でした。

 

国華福徳

 

間引き前

 

葉がもっさもっさです。

10株以上はあるでしょう。

肥料もほどよく効いています。

 

ダウン

 

間引き後

 

スッキリしました。

風通しもよくなります。

 

6株もあれば十分です。

さし穂,20本以上は採れるでしょう。

 

傷んでいる葉は切ります。

 

2本の芽が近いので,

1本切ります。

 

ダウン

 

 

親株の茎から出ている芽なので必要ありません。

 

ダウン

 

 

6本切りました。

 

国華福徳

 

発表年  1984年

 

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