からくの一人遊び

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フレデリック「ハローグッバイ」MusicVideo / frederic“Hello Goodbye”

2019-09-19 | 音楽
フレデリック「ハローグッバイ」MusicVideo / frederic“Hello Goodbye”



いつか   リーピ・チープ(Reepi Cheep)



Marvin Gaye - Sunny (1966)



他人の関係 (feat. sattin) - アレンジ・キング (Arrange King, vidy record)





福島原発の汚染水処理の件で、小泉進次郎氏が各方面から責められている。

(夕刊フジで人気コラム「以読制毒」(毎週木曜)を連載するジャーナリストの有本香氏は「悪しきポピュリズムの典型だ」といい、続けた。
 「前任の原田氏が、あえて批判の的になることを覚悟して『海洋放出』というボールを投げた。ところが、進次郎氏はじっくり考えずに動いた。世界の事例から考えても、処理水は希釈し、海洋投棄しても何ら問題はない。進次郎氏はその可能性をつぶしたのではないか。進次郎氏は、自らの発信力を『風評被害払拭』に向けるべきだ。寄り添っているフリだけ巧みにしているようでは、今後が心許ない」)


みたいなことを言われているが、実は「処理水は希釈し、海洋投棄しても何ら問題はない」ということが問題なのである。

確か、処理水は今現在トリチュウムが残っているだけで、他の放射性物質は殆ど除去されていて、トリチュウムに関しては処理水を希釈し海洋放出しても問題ないとさまざまな記事には載っていたと思う。

しかし、それはそうとは言い切れないようなのだ。

下記の記事の(なぜ「基準を満たしていない処理水が8割超」なのか)から下をよんでもらいたい。


安全・安心を第一に取り組む、福島の“汚染水”対策
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/osensuitaisaku01.html

要するに「タンク内にあるうちは基準を満たしている」が、「環境へ処分する際の基準」は現段階において、ALPS処理水の8割は満たしてはいないものになっている、ということなのだ。

そして「環境へ処分する際の基準」を満たすようになるのにはどうやらかなりの年数を必要とされるようなのだ。専門家の話だと10~20年くらいは必要らしい。


これらのことを鑑みてみると、今回の問題は「海洋放出」ではなく「貯蔵タンクを増やす、あるいはより大きなタンクを用意して入れ替える」ということで、完全に「環境へ処分する際の基準」をクリアしたら海洋放出するのがベストだと推測される。


であるから、小泉氏の「地元の漁業関係者に寄り添って、議論をじっくりとして行く」という発言は批判されるべくものではないし、前任の原田氏の発言について批判したことはすこぶるまっとうなことだと私は考えるのである。

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