12月にナイターゲームの観戦なんて、もしかしたら人生初体験かもね。ニット帽をかぶり手袋をして、パーカーの上にベンチコートを重ね着した完全防備でスタジアム入りしましたが、それでも寒かった!「貴章がそこそこに活躍してアルビが勝つ」ってのが一番いいな…などと思いながら、定番のバスセンターのカレーを食べつつキックオフを待ちました。
アルビの先発メンバーはこんな感じ。
矢村
至恩 高木 中島
島田 堀米
史哉 舞行龍 マウロ 田上
藤田
注目のボランチにはキャプテン・ゴメスが入りました。ポリバレントですなぁ…。GKは藤田。やっぱり小島は前節に無理しすぎたのかな?昨日はベンチ入りせず。それにしてもテセを控えに回すと、アルビの攻撃陣は本当にチビッコ軍団です。
前半はいい感じでゲームに入ったと思います。栃木のプレスも厳しかったですけどね。上手くいなしながらパスを回し、「新潟ペースだな」って感じで見ていました。
前半41分。向こう側だったのでよく見えませんでしたが、田上のクロスにゴール前に飛び込んだ中島が合わせて先制!よし!今年のアルビは「先制したゲームは負けない」のだ!
ところが、後半の頭から選手交代で貴章を投入した栃木は、怒濤の攻撃に出ます。後半の立ち上がりは気をつけなきゃいけないって、アルビの選手たちももちろんわかっていたんでしょうけどねぇ。あっと言う間に貴章に同点ゴールを決められました。貴章!そこは大きくふかして天を仰ぐのが君の持ち味でしょうが!
さらにわずか4分後。栃木の気迫に押されるように追加点を奪われ、逆転されます。あれ?あれ?どうした?アルビ?
ここでアルベルト監督は、怒りの3枚替えを決行します。
田上・中島・堀米に替えて、テセ・荻原・シルビーニョを投入。ええっとポジションは、田上のいた右SBに史哉が入り、史哉のいた左SBに荻原が入り、ボランチには中島が1列下がって……えぇい!もうわけわからん!
1点のリードを許したまま、ゲームは終盤へ。ありゃまぁ、栃木の運動量は落ちませんわ。新潟はパスミス(栃木のインターセプトが上手いのか?)でボールを奪われたり、相変わらず自陣でのボール回しで、G裏からため息ももれ始めました。「あれ?先制した試合は負けないんじゃないのかよ!」
まもなくアディショナルタイムになろうとした時でした。記録では後半90分ね。矢村が突破して撃ったシュートのこぼれ球を、シルビーニョが豪快に蹴り込み同点!歓喜!…というより、ホッとした同点弾でした。
はい。栃木戦は2-2のドローで終わりました。まぁ「ヨカッタ、ヨカッタ」なんでしょうね。
今日のゲームからスタジアムでの太鼓が解禁され、コルリの皆さんが新しい応援スタイルでボクらをリードしてくださいました。拍手の応援も、太鼓が入るとグッと締まりますね。ありがとうございます。今シーズンのホームゲームは残り1試合だけど、最後まで一緒に戦いましょう。
ゲーム後には、アルベルト監督がG裏に登場。ボクらサポーターに挨拶すると同時に、選手たちの労を労っていました。新しいビッグスワンの光景でした。いいね、これ。
あと、言葉のジレンマなのか、プレーで息が合わないと一人気難しくなるトコがありますよねw
今年は早々更新してくれて期待していた選手だっただけにここまでの結果は寂しいです。(本人が一番悔しい!)
で、そのシルビ、DAZNのフルタイムの方の試合ハイライトでの振り返り(こっちしかない映像です!)でゴールを決めた後のパフォーマンスで家族へのキスは分かったんですが、ユニの下から少し出したTシャツに手を当てた後、天に指を挿して何か言ってたんですよ。
実は彼、2016年11月28日に飛行機墜落事故で多くの選手首脳陣が犠牲者になったシャペコエンセにレンタルで所属していたんですよ。
たまたま、その事故の前に韓国の城南FCにレンタルに出たのでその飛行機に乗る事はなかった。
(森下さんのツィートで気付きました。)
個人的には好きな選手なので残り試合でもっと×2、活躍して欲しいです!
そうなんですか。
2016年11月28日の飛行機墜落事故、シルビーニョにはそんな関連があったのですね。
栃木戦で、シルビーニョがダーッと斜めに走ってゴール前に進入したシーン、ちょっと鳥肌が立ちました。