下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ハム17回戦(MLD)】カード勝ち越しの機会を何とか残す逆転劇。たまに見られる木村の爆発的な大活躍!キムランの一撃は暗くなっているチームを救った!本来は「どすこい」が見たいんだけど。。。

今日の所沢は、雨もあって涼しく、
何か、札幌より涼しかったとか。。。


今週は台風も近づいているみたいで、
まあ、コースが逸れそうですけど、
風は強いでしょうから、注意が必要ですね。


さて、今日は浜屋バーヘイゲンの先発となり、
序盤から厳しい展開でしたが、
木村の起死回生となる同点3ランで空気を変えて、
柘植が勝ち越しタイムリーを打ち、
また木村は、中村敬遠で勝負されたことから
燃えて4打点目のタイムリーも放って大活躍。


宮川が崩れて中田の一発とかで、
1点差に追い詰められ、最後まで苦しい状況が続く中、
何とか1点差を死守して、
西武球団通算
3000勝目の節目となる勝利を手にしましたね。


これで今回のハム戦カード勝ち越しの芽を残し、
何とか踏みとどまったというところでしたね。


今日はオリさんがアヒルの行列で鷹を破り、
鷹との差を1つだけ詰めることに。。。
まだ8.5ゲーム差ありますが。。。。


ところで、今日のハム先発のバーヘイゲンは、
右打者に対して、被打率が0.181
左打者に対して、被打率が0.256であり、
左打者は、バーヘイゲンを右打者より打ち込んでいます。


これを考えたとき、
左打者の川越らを出してくるかな?と思いきや、
今日、中村が一軍昇格をして復帰し、
まあ、首脳陣は左右神話がお好きな傾向でありますが、
右の中村、木村をスタメンに入れてきましたね。


その最大の理由としては、首脳陣にとって、
中村や木村を格上の存在と考えているから、
スタメンで使う、ということが一番大きいでしょうが、
そもそも、首脳陣にとっての左右神話は、
代表的な事例、小川の例をとってもわかるように、
左右別のデータはあまり考えず、
単に右腕投手or左腕投手?右打者or左打者?
が采配の判定基準になっていますよね。


要は左投げなの?右投げなの?打つのはどっち?
決めている様相はありますね。


まあ、川越とかも、
左投手はかなり苦手にしているのは確かですが。
 ※昨年の二軍戦が対象ですが、
  右腕相手での打率は0.242に対して、
  左腕相手での打率は0.159と低迷しており、
  また左腕投手からは本塁打は無し。


しかし、
今日は木村&中村はハマりましたね。


木村は、1打席目が相手の守乱もあって、
今日はツキもありましたね。


あとは、山川、森がベンチスタートとなり、
前回の浜屋先発と同様に、
浜屋&柘植でバッテリーを組み、
メヒアが4番に入りました。


与死球の影響を受けて
昨日は休んでいたスパンジー
5番レフトで入りましたね。
今日もまだ影響はあったでしょうが。。。



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まずは獅子威し打線からです。


初回裏、
先頭の外崎は初球打ちで中飛に終わります。
ただし、序盤のバーヘイゲンは、
ストライク先行で攻めてきましたね。


でも、源田がセーフティバントヒット決めて
突破口を切り開きましたね。


しかし、栗山はバットが折れながら右飛、
メヒアが低めスライダーで空三振となり、
後続が続きませんでしたね。


2回表は、
スパンジー、中村と高めの変化球を仕留められず、
木村が中田の守乱で出塁しましたが、
次ぎの金子が二ゴロに倒れ、
ここも後続が続きませんでしたね。


3回裏は、外野に打球を飛ばせず
柘植、外崎、源田とあっさり三者凡退。


序盤は、源田のバントヒットのみであり、
バーヘイゲンを打ち崩すことができません。


バーヘイゲンのイニング別失点を考えると、
初回の立ち上がりが最も攻め時ですが、
序盤の3イニングは抑えられ
相手にリードを奪われて追う展開でしたね。


中盤に入る4回裏は、
先頭の栗山が粘りながらも左飛に終わりましたが、
次のメヒアが低めを打って出ます。


ただ、次のスパンジーは緩急も活かされ、
振り遅れで三球空三振に終わって二死に。


しかし、次の中村が内角球で
詰まらせるものの、押し込むように左安打を打ち、
チャンスを二死一三塁に広げましたね。


そして、次の木村は、
バーヘイゲンが捕手の構え通りの内角に投げ切れず、
真ん中付近に入った甘いストレートを捉え、
一撃で追いつく同点3ランを放ってくれましたね。


暗くなっているチームのムードを
この一撃が一掃しましたね。

さらに、次の金子が速いストレートを弾き返し、
次の柘植の打席の初球で二盗を決め、
二死二塁から、柘植が低めに曲がるカーブを
すくい上げるように低い弾道で
勝ち越しタイムリーを放ちましたね。


メヒアの突破口と、後続の4連打
一気に4点を奪って逆転に成功しましたね。


さらに5回裏には、
先頭の源田が中安打を打って出て、
次の栗山は、源田の二盗成功もあって、
抜け気味のチェンジアップを捉えて右安打でタイムリーを放ち、
またライトの大田が逸らしている間に、
栗山が二塁まで陥れましたね。


5得点目を源田&栗山の連打により稼ぎ、
流れを引きつけましたね。


ここでバーヘイゲンをKOし、
二番手に公文が登板して、一死二塁の場面で、
スパンジーは空三振で料理されますが、
次の中村は、申告敬遠されて、
今日、同点弾を打っている木村に
勝負が持ち込まれましたね。


やはり木村は燃えたみたいですね。
フルカウントから窮屈そうにおっつけて打ち、
詰まりながらもライトへタイムリーを放ちましたね。
意地のガッツポーズでしたね。


ただ、その直後、中田の一発により、
流れを再び奪われそうなムードとなり、
こちらも追加点を奪うことができず、
後半は1点差の危険な展開で進みましたね。


7回裏は、ハムの加藤を相手に
メヒアがアウトローで三球三振。
一死からスパンジーの代打で山川が登場します。


しかし、内角へ2球続けて決められ、
山川自身、手を出すことができず追い込まれ、
(手を出しても凡打になる球でしたが)
3球目は外を落とされる中、
腕を伸ばして当てるだけのファウルとなり、
最後も、フォークで落とされ、
半端なスイングによる空三振でしたね。


簡単に内角球で追い込まれてしまい、
その後は「迷い」から半端なスイングになり、
『内角球への苦手』への過剰意識、
実際に内角球が苦手となっている傾向
(いい頃の中村と比しても、
 その内角球で差にありますね。


やはり、内角球への苦手解消、
内角球への苦手意識の緩和と、
山川にとって、
重要な内角攻め問題をクリアしていかないと厳しいですね。


今年を含む通算5ヶ年で、山川の内角球での成績、
314打数66安打(打率0.210)12本塁打


以前、福浦の引退試合で
空気が読めなくてスミマセン逆転弾を放してもいましがが。


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一方、獅子投手陣については、


先発の浜屋については、
初回の立ち上がりで、
堅くなっていた分、先頭の西川を歩かせましたが、
ゴロアウト祭後続を断ち切りました。


しかし、2回表、浜屋が急に乱調します。
先頭の渡邉には、内角攻めで制球定まらずカウントを悪くし、
最後は力んで外角高めに外して与四球。


次の大田には、内角要求が逆球になってしまい、
弾き返されて中前安打。
まあ、ここは浜屋が好反応を示して、
捕球できれば良かったですが。。。
あと初球の高めに抜けたチェンジアップは、
タイミングが合わずに、空振りしてくれて助かりましたね。
捕えられたら、スタンドへ一撃されていました。


で、次の樋口は、
育成上がりで昨日支配下になったばかりでしたが、
制球を乱して、歩かしてしまい、
無死満塁のピンチに陥りましたね。


まあ、この樋口は、
二軍で打率0.342、12本塁打を放っているようで、
一軍で活躍するには、
それでも一軍戦で活躍できるか?否か?は
さらに壁を乗り越えなければなりませんが、
「活躍する片鱗」としては、
若獅子らにもそのレベルの成績が欲しいですね。


リーグトップのレベルですけど、
例えば、獅子の一軍主力選手における
ブレイク直前の二軍成績を見れば、
今、二軍で埋もれている若獅子らの成績では
まだまだ足りない、とも言えますね。

確かに二軍成績は、一軍成績に直結しにくい面はあります。
例えば、投手だったら
「今日はストレートを中心に試してみよう」など調整・育成の面もありますから。
打者も「今日は逆打ちを試してみよう」などもあるでしょうが、
打者は投げてくる球を受ける受動態のような面もありますから、
それなりには関係のある傾向は見られますし、
一軍成績は、二軍成績の概ね7~8割掛けとかもありますね。

ちなみに、例えば、今年、金子が二軍に降格した時、
調子の悪い時期も含めた通算で打率が0.344
一軍に上がる8月は打率も0.429、OPSが1超を示しており、
二軍で埋もれている若人らと比して
格の違いを見せつけていましたね。


それだけに、例えば、
二軍戦で打率が3割に満たしていない者は
とにかくもっと精進してそれを達するように!ですね。


話が脱線したので、戻しますが、
浜屋はこの樋口と2軍戦で対戦しており、
9月1日の第二球場で、
死球、本塁打、左安打と
やられているんですよね。
それだけに制球を乱しましたね。


それで、無死満塁から
次の清水には、
低めチェンジアップの誘いに乗ってもらえず、
それでもB1S2と追い込みましたが、
最後はストレートで
バウンドの高いボテボテを三塁線上に打ち込まれ、
中村がそのバウンドが合わず捕球できず、
そのままレフト線上へ抜ける
2点タイムリーをやられましたね。


まあ、ここはタイムリーよりも
その前に築いたピンチに反省要というところでしたね。


でも、まだ続きましたね。


一死二三塁から西川を歩かしてしまいました。
まあ、一死でもありましたから、
一塁を埋めるという観点で考えることもできますが、
次の松本には、内角球を高々とすくい上げられ
余裕のある左犠飛を打ち込まれ、3点目を失いましたね。


まあ、今日は近藤が調子良くなかったので、
そこで2回表を終えることができましたね。


しかし、3回に入って
浜屋が修正されましたね。


ストライク先行に戻っており、
3~5回は三者凡退祭りで切り抜けます。


4回表はわずか7球で料理しましたね。


それでも6回表には、
中田に外角へ抜けたチェンジアップを
腕を伸ばしながら片手でスタンドへ運ばれましたね。


仕留める当たり中田の凄さでもあるわけですが、
注意をもっとされたかったですね。


まあ、この中田の一発被弾劇が
交代のきっかけになったわけですが、
次の渡邉には、振り込んで来たので強めの当たりでしたが、
内角ストレートで詰まらせて三ゴロに仕留めましたね。


ここで浜屋から宮川に交代しましたが、
このイニングまでは
浜屋に投げ切らせても良かった気はしますね。


チェンジアップが抜けて一発は被弾しましたが、
そこまでヘロヘロにもなっていないですし、
宮川も登板過多になっていますからね。


球数も85球であり、丁度良い頃あいかもしれませんが、
二軍では115球とかを投げていますからね。


ちなみに、今日の浜屋については、前回と比して
ストレートが多かったでしたね。
チェンジアップも中田などに打ち込まれてもいますが、
全般的にチェンジアップのキレもそう悪くなかったです。


また今日の特徴としては、低めにも集めながら、
アウト16個のうち、
ゴロアウトで9個を稼ぎましたね。


今日を含めず、一軍戦でのアウトの内訳は、
ゴロ16個、フライ17個、三振9個と、
ゴロアウトGO/フライアウトAO比=0.94でしたね。


もちろん、GO、AOどちらが良いというわけではないですが、
浜屋も球質の軽さから一発病の気質があるため、
それを考えると、ゴロアウトを稼げる方が
一発被弾も避けやすいので良いと思います。


今日はその実現への
片鱗を見せた投球だったとも思います。



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ところで、二番手の宮川は、
大田に高めストレートを打ち込まれ三遊間を抜かれ、
次の樋口にもフルカウントから
一二塁間を抜かれる右安打を打ち込まれましたね。


さらに、次の王の当たりは、
内角球で詰まらせましたけど、
浅いゴロとなって、
突っ込んだ外崎が捕球できず守乱となり、
一死も稼げず、失点を許し、ピンチを残しましたね。


一応、その次の中島は空三振で仕留めましたが、
次の西川を歩かせてしまって、二死満塁のピンチに。


最後は松本がバットの先で外角球を引っかけ、
一塁線上のボテボテとなり、
それを宮川が適切に処理して、
1点差リードだけは、
浜屋の勝ち権利だけは死守しましたね。


宮川も顔はおっさんですが、
一応、ルーキーですからね。


ルーキーの過剰起用は
彼らも通年でのプロ生活経験がない分、
ペースも乱し、
ロクなことがありませんから、
もう少し考えられたいわけですが。。。


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三番手には森脇が登板し、
先頭の近藤には、
すっぽ抜け危険球もどきとかもあって、
制球が安定せず、右中間へ打ち込まれましたが。。。


ただ、近藤が一塁で止まった、
二塁へ行けなかったのは助かりました。


次の中田にも
2球目は、高めに変化球が入って
振り急いでくれたので助かりましたが、
ものすごく危なかったですね。


結果としては、三ゴロ正面で
5,4,3の併殺崩れになりましたが。
併殺判定でリクエストがあり、
二塁は送球が先でしたが、
一塁は間に合いませんでしたね。


しかし、打ち獲ってもいますし、
二塁走者は阻むことができ、
二死まで至りましたから、その点では助かりました。


最後の渡邉も三ゴロに打たせ、
中村が適切に処理しましたね。


ところで、サードについては、
最近の呉などの守備を見ると、
中村って凄いんだな、と
相対的に再認識させられますね。
一応、相対的にですね。


で、森脇に話を戻すと、最後は大田を相手に、
カウントを稼いだフォークは甘かったので
危なかったですが、
最後はカーブを外角へ決めて、
空を切らせて空三振に仕留めましたね。


森脇の場合、
角度のあるストレートと
フォークが武器の両輪ですが、
カーブも大きな武器になっているんですよね。
それは今の成長ぶりにも貢献されてますね。


いずれにしても、
今の森脇は、だいぶ成長し、貫禄もでてきましたね。
前回登板も、走者を許すものの、切り抜けました。


三振を奪えることは大きいですね。


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8回表は平良が登板しましたね。


先頭の樋口には、抜けて与死球となります。
当たったはずの樋口は、驚いており、
当たった自覚は無さそうでしたね。


でも、次の宇佐見は、
バントを打ち上げてくれて失敗します。
この一死はありがたい献上物ですね。


次ぎに代打で清宮が出てきますが、
甘い変化球で危なかったですが、
清宮も変化球に合ってなく
(ストレートを意識しすぎ?)
半端なスイングの浅い右飛で処理しましたね。


最後の西川には、
シュート回転したりしてましたが、
ストライク先行して
ストレート待ちの西川を交わす形で
外角スライダーで空三振に仕留めましたね、。
西川もタイミングが合わず、腰が引けていましたね。


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で、最後は増田が登板になり、
結果として、無失点で抑えたわけですが、、、
バタバタしており、
一打同点のピンチを最後まで背負いましたね。


最近、増田はバタバタすることが多いから、
勝ちが決まったとき、捕手がマウンドへ来るとき
口が『ゴメン!』となっており、
それが多いですよね。


今日も言っていましたね。


ただし、先頭の松本に右安打を打たれたわけですが、
まあ、打たれたのはスライダーでしたね。


もちろん、守護神であるため、
変化球も打たれてはダメですが、
増田のコンディションを見るとき、
やはりストレートの状態が指標ですね。


変化球に関しては、
増田自身、自慢のストレートと違って
質が、デキが低下するので、
その変化球で打ち込まれることは
そこまで深刻に考えてはいません。


ただし、次の近藤にはストライク入らず、
制球を乱しまくっており、結果、歩かせましたね。


これで無死一二塁の大ピンチ中田を打席に迎えます。


中田を相手にストレート攻めで粘られるものの、
最後は外角へ逃げるスライダーを泳がせながら
引っかけさせて、遊ゴロ併殺打で一気に二死まで至り、
「あと1人」となりましたね。


でも、二死三塁となりましたから、
ヒットが1本出れば
同点に追いつかれる緊迫した状況
になりましたね。


最後の渡邉には、ボール先行も
カウントを稼ぎフルカウントに持ち込みます。


直球破壊何チャラに対し、
ストレート中心で攻めておりました
が、
最後の最後は、
フォークで外角低めに落として、
渡邉もバットを止めようとしましたが、
ハーフスイングで空三振に料理し
試合に勝つことができましたね。



増田に関しては、
相手は、増田のストレートへのイメージが
強く残っているところがあり、
最近、その裏をかく変化球で
決めることが目立ちますね。
(言い換えれば、変化球で誤魔化す)


やはり、増田は、もともとからある
実力の高さから抑えてはいますが、
内容が危ういことが多いのもの確かですね。


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さて、これでこのカードは1勝1敗となり、
とりあえず、
カード勝ち越しの権利を残しました。


明日は、伊藤が先発とか。。。
内海の代わりに榎田かな?とも思いましたが。


ただし、伊藤が先発なら
早期交代~二番手ロング起用
が想定されますね。
ブルペンデーでは消耗者を増しますから、
中継ぎ1人でなるべき長く投げ切ってもらいたいわけですが。


現在の一軍メンバーでは、
ロング可能であるのは、十亀とかがいますが、
十亀は昨日に投げ込んでいるので、
明日も使うことは難しいですね。


やはり、昨日、十亀を消耗したのであれば、
榎田本田も、
二軍で投げさせず、ロング要員として、
一軍のブルペン待機させることは、
十亀を昨日に使ったフォロー策の一環にもなりますね。


あとは、チーム全般に関しては、
明日も勝って
カード勝ち越しを決めたいですね。