この立ち姿だけで何の説明もいらない
その目線の先にはきっとあの人がいて
そしてきっとそこには二人の幸せなんてない
でも待つしかない縋るしかない
苦しみと葛藤の狭間で愛するしかない
はらはらと舞う雪に我が身を投げ出すかのようにたたずむのは確かに雪代巴
永久(とこしえ)に実ることのない愛を携えて、
彼女はその想いと共に雪の中に埋もれていく
まるで雪代巴であることが彼女の定めの様に立ち尽くす
この有村架純をどう表現したらいいんでしょう
彼女の演技は綾瀬はるかさんや長澤まさみさんや蒼井優さんなどに比べて派手さがないと良く言われる
いわゆる攻めの演技ではなく引きの演技
でも一連の流れの中に漂う可憐さや切なさ、そしてきらきらと輝くその健気な瞳の中に、見てるこちらが胸を締め付けられるほどのオーラを魅せてくれる
気負いがなく自然でその時々の有村架純をちゃんと出せるいろんな引き出しを彼女は持っている
ぶれてない有村架純がそこにいる。
どんなときも彼女は彼女で有村架純のまんまなのに不思議と役の中にずっぽりはまる
それはもちろん制作側が役のイメージを追い求めた結果としてたどり着いた先にいつも彼女がいるんだろう
求められるものは有村架純らしさ
等身大の彼女の演技にこそ需要があってそこから抜け出して殻を破るような演技は求められていない
おそらく歳を重ねればそんな彼女も変わっていくんでしょう
でも今は偉大なるマンネリを貫く女優有村架純がここにいる
我らが女優ぱるるの目指すところのヒントがここにある
そう思ってしまうのは私だけでしょうか
追記
まいやんのピンヒールの後編、遅れてます。ごめんなさい(m´・ω・`)m ゴメン…
いろいろ書いてたら字数増えすぎちゃって(笑)
だから中編と後編に分けるかもしれません
今しばらくお待ちくださいませ。。( ᴗ͈ˬᴗ͈)◞❤︎*˚