んにちは、オオイです。


今回のテーマは、


《トップランナーのトレーニング法》


です。


それでは、参りましょう。





 先日の日曜日、
福岡で「福岡国際マラソン」が開催されました。


結果は、ご存知のように
2時間7分27秒で服部勇馬選手(トヨタ自動車)
の優勝でした。


このレースでの日本人の優勝は、
なんと14年ぶりだそうです。


このレースに限らずフルマラソンのレースで、
日本人の優勝を目にしたのは、
かなり久しぶりのような気がします。


今回の外国人招待選手のレベルが、
それほど高くなかった(とレース前からいわれていた)
こともあるでしょう。


そういう意味では、
予想どおりの展開といえます。





 ここ最近、日本男子マラソンのタイムは、
少しずつですが確実にアップしています。


その大きな要因としては、
やはり東京オリンピックであることは
間違いないでしょう。


そして、そこへの登竜門として
MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)を置き、
その選手選考のために明確な基準を設けたこと


さらに、
オリンピック出場のために順位だけに拘るのではなく、
1億円という賞金によって日本記録更新の意欲を
かきたてたこと


などがあると思われます。


2月の東京マラソンで、
設楽選手が16年ぶりに日本記録を更新した
のを皮切りに、


同じく今年の10月に、シカゴマラソンで大迫選手が、
その日本記録を塗り替えたのです。


そして、今回の福岡国際マラソンで、
服部勇馬選手という新星の登場とあいなったわけです。


彼らのMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)
での勝負が今から楽しみですね。





 ところで、
彼らにある共通点があるのですが、
何だか分かりますか?


そう、3人とも元駅伝強豪大学の中心選手で、
今も実業団等で活躍しているランナーたちである
ことです。





 まず、大迫選手は早稲田大学出身で、
現在はアジア唯一のナイキ・オレゴン・プロジェクト
所属選手です。





 設楽悠太選手は東洋大学出身で、
大迫選手と同学年になります。


現在はホンダに所属しています。


なお、
日立物流(元コニカミノルタ)の設楽啓太選手は、
同じ東洋大学出身で双子の実兄になります。





 そして、服部勇馬選手も東洋大学出身で、
現在はトヨタ自動車に所属しています。


設楽悠太選手の2学年後輩にあたり、
1歳下に現在トーエネックに在籍している双子の弟
服部弾馬選手がいます。





 いずれも大学時代は、
大学駅伝界トップクラスの選手で、
母校の優勝に大きく貢献しました。


また、彼らは30歳前という、
ちょうど脂の乗り切った年齢で
東京オリンピックを迎えることになります。


半世紀ぶりに自国で開催されるオリンピックで、
彼らが日の丸を揚げてくれることを期待したいですね。





 ところで、大学を卒業してまだ数年の彼らは、
メイン種目ではないフルマラソンにおいて、
いかにしてトップレベルに到達できたのでしょうか?


もちろん、駅伝の世界のトップランナーですから、
その素質や実力を備えていても不思議はありません。


しかし、そうはいっても
駅伝とフルマラソンは違います。


距離は当然のことながら、
使う筋肉も違うはずです。


そんな彼らが数年の時を経て、
フルマラソンの世界でも
トップに躍り出てきたのです。


私は、その要因がトレーニング方法にある
と推測
し調べてみました。



大学の体育会系競争部のイメージがあって、
今でも「とにかく休みなく走り込んでいる」、
そんなイメージはありませんか?


正直、真実は分かりません。


それでも、あくまでメディア報道が正しければ、
意外や意外、それぞれ独自性があるようです。





 まず、大迫選手は、
中距離走をハイスピードで何本も走るトレーニング
をしているようです。


そのペースに比べれば、
フルマラソンのペースに
余裕を感じられるんだとか・・・。





 それに対して設楽悠太選手は、
トレーニングの最長距離は30kmまでなんだとか・・・。


(体にダメージが残ることが理由だったと思います)





 そして、服部勇馬選手のトレーニング法は、
最もオーソドックスに距離を踏むことだそうです。


35km過ぎの失速という課題を克服するため、
彼の月間走行距離は1000km/月を超えたそうです。





 そんな大学時代に
駅伝のトップランナーだった彼らが、
フルマラソンでも素晴らしい記録を刻みました。


タイムには多少の差はあれど、
いずれも日本男子マラソン界では
上位8位に入る記録なのです。


そうした立派な記録を生み出したのですから、
彼らのトレーニング法に優劣をつけられる
はずがありません。



(自論ですが)世の中に100%などありません。


常識がいつまでも常識とは限らないのです。


常識が、いつ非常識になるかもしれないのです。


あとは、自分に合うか否かだけ


自分が活用するか否かだけなのです。





 また、
人のトレーニング方法を活用するだけでなく、
自分でトレーニング法を研究し、
作り出してみるのもいい
かもしれません。


その結果、自分のタイムがよくなれば、
なおさらうれしいものです。


そんなところに
マラソンの楽しみを見出すのも
いいかもしれませんよ。





==================【無料プレゼント】=================

                 こちらから
                  
                  
【オオイ式MTM(マラソン・トレーニング・メソッド)】PDF 200㌻

==================================================