んにちは、オオイです。


今回のテーマは、


《にわかファン》


です。


それでは、参りましょう。





 いやぁ~、残念でしたね。


何がというと、
そうラグビーワールドカップです。


つい数日前まであったあのワクワク感。


あと4年もお預けかと思うと、
少しさびしくなってきました。


特別にラグビーファンでもないのにね。





 今回のラグビーワールドカップでは、所謂
「にわかファン」が日本中にあふれかえった
そうです。


「にわか」には、
いくつかの意味と使い方があるようです。


その中で、
よく使われ、よく耳にするのは、
あとに続く名詞に「急ぎの」や「突然の」と
いった意味を加え複合語を作るパターンです。


「にわか雨」、「にわか勉強」など、
文脈によって表記をいろいろと選択できます。


それに加えて現代は、
その「にわか」という言葉に
現代的な名詞を組み合わせることにより、
用例に広がりが見られるようです。


その代表的な言葉に


「にわかオタク」や「にわかファン」


などがあります。





 ルールさえもよく分からない、
今回のワールドカップの盛り上がりに
乗っかっただけのような「にわかファン」は、
最初は「にわかファン」でさえもなかった
ことでしょう。


埼玉県では、
熊谷ラグビー場で試合が組まれていました。


ですから、
さまざまなパンフレットが発行され、
日本ラグビーワールドカップのPR会場も
設置されていました。


しかし、
それを見に来る人など見かけたことが
ありませんでした。


前回のワールドカップで、
日本が活躍した割にはの体たらくぶり・・・。


そんな状況をみて、
「自国開催なのに大丈夫なのか?!」
と正直心配でした。


しかし、実際には蓋を開けてみると、
試合を重ねる度に盛り上がりをみせている
ではありませんか。


実際にTV視聴率ひとつをとってみても、
それが分かります。


9月20日のロシア戦は18.3%ではじまり、
28日のアイルランド戦は22.5%(後半)、
10月5日のサモア戦は32.8%、
13日のスコットランド戦では39.2%と
右肩上がりで超高視聴率を連発したそうです。


20日の決勝トーナメントの南アフリカ戦の日、
還暦の私は、高校の同窓会に出席しました。


その同窓会の会場では、
ラグビーに関心などあろうはずもない
(私を含めた)おじさん・おばさんたちが、
「今日は同窓会が終わったら、すぐに帰って
ラグビーを見なきゃ!」と口走っていました。


(しかし実際には、
私も含めて結構大勢の同級生が二次会に参加
していましたが・・・(笑))





 それにしても、
にわかファンが大勢生まれるほどの
この盛り上がりはなぜ生まれたのでしょうか?


私の分析(?)は次のとおりです。


①今まで勝てなかった上位国に
 勝利という結果を残した


②実力の勝利と分かってきて、
 先への期待感が高まった


③真剣で懸命のプレー


④ラグビーというスポーツがもつ
 一体感、献身性、ノーサイドの考え方


⑤愛国心


⑥ワールドカップを盛り上げるための
 シナリオの成功


 (前回のワールドカップ 南アフリカ戦での
  逆転勝利→芸能人のPR→ドラマ・CM→
  ドラマCMのイメージソング)


などが挙げられます。


プレーのひとつひとつに力が入りました。


トライが決まったときには思わず雄たけび、
感激の涙を流しそうになりました。


そして、試合が終わったあとの
ノーサイドの何ともすがすがしい気持ち。


そのときに浮かんでくる
ドラマのシーンとあの曲・・・。


もう、頭から離れません。


実際にはしたこともないのに、
「ああ、ラグビーっていいなあ」
と思ってしまったのです。


私たち日本国民は、
いい意味でこのシナリオに
完全にはめられたのだと思います。


ラグビーの認知度がアップしたという点では、
大成功だったのではないでしょうか。





 「にわか」であってもファンは増えました。


しかし、問題は今後だと思います。



いかに今回生まれた「わかファン」を
本物のファンにしていくか・・・。


少しでも多く・・・。


今回のこの盛り上がりが、
一過性のもので終わらないように、
大切に育ててほしいと思います。


そうした視点で考えると、
今回一気に優勝できなくて
もしかしたらよかったのかもしれません。


次なる高い目標ができたわけですから。


取り組んでいるスポーツは
マラソンとラグビーと違えども、
今後もラグビーには注目していこう
と思います。





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