先週の土曜日、父のデイケア体験の日でした。
今、行っている半日の通所リハビリから、1日(9時半出発4時過ぎ帰宅)の入浴もできる別の施設へ移ろうかと考えていて、そのための体験ですが、私と母も2時ころに少し様子を見に行かせていただきました。
テレビなどではよく見ますが、私にとっては、初めて実際に見る介護施設の現場。
体験させていただいた施設は、きれいだし、スペースも十分、働いている方もたくさんいて、皆さんとても親切でした。
私たちが到着したときは、カラオケタイムで、父は座ってそれを見ていました。
そこを抜けて、一緒にリハビリ担当の人と別のフロアで面接した後、戻ってみると、おやつの時間。
その間に、私と母で、ちょっと離れた場所で、施設の方から、申し込みや通所開始までの手続きなどを聞いて、では先に帰るからねと、父に声をかけに行ったのですが、自分は私たちと一緒に帰ると思っていたので、もう落ち着かなくて、送ってくださるから、最後まで居てよと言っても、「もういい、連れて帰ってくれ」と言ってきかず、結局ちょっと早く帰ってきてしまいました。
帰ってきたら、「腹が減った」と私がお昼に買っていて食べられなかったパンを、ペロッと食べて、ほっとした様子。
もともと人見知りの傾向が強い父ですから、いきなり知らない人の中に入っていくのは、緊張が大きかったのでしょうか。
聞けば、朝4時ころにトイレに起きた時に、母に、「今日は行けない・・・」と弱気なことを言っていたらしい。
なんか、無理やり行かせるみたいで、ちょっと罪悪感です。
保育園に最初子供を預けに行ったときの、お母さんの後ろ髪をひかれる気持ちって、こんな感じなのかしら・・・。
「どう?行けそう?」と聞いたら、ダメとは言わないんだけど、私が帰ったら母には本心を言うかもしれないから、またあとで聞いておいてねとお願いして帰ってきました。
翌日の日曜日の様子では、あまり文句も言ってなかったとのことだけど、昨日、姉が行って話をしたら、やっぱり「あまり行きたくない」と言っていたらしい。
それでも、母と姉で説得して、なんとか行くことになりそうです。
施設の人も、女性は割とすぐに、慣れるけど、男性はなかなか慣れない人多いですよ…ということでした。
まぁ、それでも慣れてくれればいいんだけどねぇ。
友達も多くて、出歩いていた母が、父が弱ってきて、ここ半年、殆ど出歩かなくなって、足腰も弱ってくるし、ちょっと元気もなくなってきているんで、週1日か2日は、自由時間上げてほしいのよ。
話はそれますが、デイケアでのレクリエーションタイムは結構やかましくて、補聴器をつけている母にはかなりそこにいるだけでも疲れたみたいです。
母がこういう施設でお世話になるとなったら、そっちの問題が大きいなぁと、先の心配をしてしまった私でした。