茶室庭玉軒のお濃茶席では、
没倫紹等の「庭玉」の掛け物、
茶入は、名物 古瀬戸 金森大海 ...
茶碗は、大徳寺呉器 
香合は、宗和好 仁清 平瓢
水指は、安南染付蓮弁 
上品な姫宗和のお道具

蓮子窓に目線を移せば、艶やかな紅葉が覗き
姫宗和の世界がひろがります

今回のお茶席では、洗練された姫宗和の世界に加えて、拝覧したかったのが、長谷川等伯による方丈襖絵の修復にあたり、山田宗正が依頼し、鬼才アニメクリエーター6人が大国寺に長期滞在して制作したという襖絵😊

本堂、待合の礼の間から(ファイナルファンタジーでアートディレクターを務めた)上国料勇氏の「Purus Terrae 浄土」観音菩薩と躍動する風神雷神図を描いた襖絵が、天空に誘います。

一休禅師木像を祀る室中は、釣りバカ日誌で知られる北見けんいち氏が描く「楽園」で満たされ、そこに相応しい一休宗純の「諸悪莫作」「衆善奉行」の人生の真理を説くように掛けられていました

続く檀那の間 では、山賀 博之(新世紀エヴァンゲリオンを世に出した)の「かろうじて生きている」という襖絵の中で、忌茶会に相応しい幻想的な薄茶席が催された

古今様々な大国寺・真珠庵の寺宝に心を奪われた忌茶会でございました
 

 

 

 

#京都大徳寺真珠菴
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#宇田川宗光氏宗和忌茶会
#大国寺真珠庵
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