When you believe

「今月末から営業再開の予定だったけど、延期になっちゃったわ。ごめんなさいね。」

いつもお世話になっている、マッチョのベトナム人のオネエさんがやっている床屋からメールが来ていた。

ついこの間、緩和政策でレストランなどの店が少しずつ営業を再開したと思ったのも束の間、カリフォルニアで感染者がまた急激に冷えているとのことで、緩和政策も一時中断となったようなのだ。

確かに最近皆気持ちが弛んできたのか、マスクをせずに街中を出歩く人や、公園やレストランのテラス席ではソーシャルディスタンスを守らない輩がニュースになっていた。

カストロにあるお仲間の集まる飲み屋も、店先に無理やりテラス席を作って営業を再開したところがあるが、酔っ払ってルールを守らないオカマが多いようで、いつまた営業停止になるかわからない。

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コロナ禍が始まる前は、毎日のように仕事帰りに飲み屋に寄って、その日のストレスを癒していたものである。

特に毎週月曜には、「ミュージカルナイト」と銘打って、オカマが大好きなミュージカルの動画ばかりを流す飲み屋があり、知らぬ隣人と皆で声を張り上げて、酔いに任せて歌ったりしていたのだ。

そんな日々も遠い昔の記憶である。

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「それじゃぁ、家でミュージカルナイトやればいいじゃん!?」

N君の気まぐれな提案で、我が家でも毎週月曜にはミュージカルナイトを開いている。

とは言っても、仕事の後に、家で酒のつまみにとYouTubeでミュージカルチューンを適当に選んで、リビングルームのテレビで観るだけなのだがね。



コロナ禍で自宅からメリルストリープらが呑みながら歌う、
カンパニーの「Ladies who lunch」
このミュージカルは観たことがないが、陽気な酔っ払い女優達が好きだわ。


レミゼ10周年の名演、One Day More。
当時NHKでテレビ放映されて、ビデオ(昭和!)にとったの。
擦り切れるほど繰り返し観たわよね。
(日本からは鹿賀丈史氏が参加出演してたわ)


トニー賞のパフォーマンスは歌と踊りの美味しいところ取りで楽しい。
他にも探すと色々あります。


プリンスオブエジプト「When you believe」
ホイットニーとマライア姐さんのデュエット版もほんとよく聴いたわ。
このコロナ禍でいつミラクルは起こるのかしら・・・。


「最近、この曲よく聴いてるのー」
とK枝からメッセージが届いて聴いたのは、ウィキッドの「For good」。
確かに、黒人の人権を訴えるデモが多く行われる昨今、響く歌詞かもしれぬ。
Youtubeで、男同士のバージョンとかもK枝から、送られてきたわw。


東京に住んでいた頃は、帝劇や四季劇場に週末よくひとりで芝居を観に行っていたものである。

去年の今頃は、母と一緒に四季の「パリのアメリカ人」を横浜でみたのも、よい思い出。

YouTubeで観るのも良いが、やはり生の舞台にはかなわない。

早くまた劇場で生の歌と踊りが観れる日が来るのを楽しみに待つわ!







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