風景写真を撮っていると1日で最もドラマチックな時間帯でもあるマジックアワーに合わせて撮影される方も多いかと思います。朝日や夕暮れ、太陽が低く空の色も変わりなんとも綺麗な時間帯ですよね。皆さんは撮影していてこんなことありませんか?
「空と下の風景の明るさが違いすぎて難しい」
どっちかに露出を合わせるともちろんどっちかは適正でも選ばれなかった方は明るすぎたり暗すぎたりになってしまいます。。。ある程度暗めに撮ってlightroomなどの段階フィルターで仕上げてもいいと思いますが、今回紹介するハーフNDなど使って素材の段階で明暗差が少ない方がデジタル現像処理もしやすくまた人間の視覚に近い感じに仕上がり良いと思いますので是非やってみてください。
ハーフNDの種類
実は大きく2種類に分かれます。ハードタイプとソフトタイプになります。ハードタイプは暗部と明部の境目が結構パックリ分かれているグラデーションタイプです。もう一方のソフトタイプは自然なグラデーションになっているタイプです。主な使用用途の違いはなんとなくわかるかと思いますが、境目が極端なハードタイプは水平線や地平線など境界線が極端に分かれているようなシチュエーションの時ですね。ソフトタイプは同じく明暗差のある撮影で木など写真の中に入れたい被写体があった場合でも自然なグラデーションになります。
またソフトタイプにはもう一種類ありリバースNDというものもあります。これはどういったものかというと通常のハーフNDは端っこが一番濃く中央に向かうにつれて薄くなって行くのに対してリバースNDは中央部分が一番濃いタイプになります。これは地平線上に太陽がある場合はそこが一番明るくなるわけで最適なシチュエーションかと思います。
なんとなくそれぞれの用途はわかりましたでしょうか?あ、あとこれはそのままでは使えません。見ての通り形が四角いですよね。専用のアダプターが必須になりセットとなります。
このようなもので使いたいレンズのアダプターを付ければセット完了です。そもそもなんで四角いのかというと風景でも広角レンズで撮影する際にあまりの超広角域のレンズになると先端が丸く出ているものが多くありますので基本的にはそもそもつけることができませんのでこのような角型フィルターであれば関係なく取り付けできるというわけですね!では取り付けができましたらいよいよ撮影に入ります。
撮影方法と使い方
実際に使って撮影した作例
まとめ
いかがだったでしょうか?ハーフNDを使うことで作品力がグッと上がったのがわかりましたか?上手に使えばもっといろんなシチュエーションでも使えますので次回はモデル撮影で使った作例をご紹介できたらと思います。新型コロナの影響で全然外出できなくって大変な時期ですが、早く終息することを願っています。いつでも行けるようにみなさん準備だけは進めておきましょうね!
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