※「夫から妻への暴力」の設定で書いています。
一度、妻に対して暴力をふるった夫が暴力を
「問題解決の手っ取り早い手段」
「魅力的」
なことだと肯定的に意味づけすると、
それがさらなる暴力への動機づけになり、
暴力は継続されやすくなります。
◆DV継続の諸条件
①DVという行為を継続するには、
暴力をふるう側が、暴力の有用性や魅力
を見出す必要があります。
また、
DV加害者は、
『自分よりも力の弱い相手にしか暴力をふるわない』
傾向があります。
それは、暴力が
相手をコントロールして自分の欲求を満たす
手段として、手っ取り早く即効性が期待できる
しかも、プライベートな空間で
行われるため、表ざたになりにくいからです。
②加害者にとって、暴力によるコントロールは、
『絶えず強制力を行使し続けなければならない』
という負荷がかかります。
にもかかわらず、
暴力を行使するのは、
『暴力以外のコントロール手段を使うことができない』
もしくは
『それ以外のコントロール手段を学習していない』
からです。
③暴力行使に効果や魅力があっても、その水準を
絶えず維持するために、暴力から得られる満足の
レベルを高めていく必要が出てきます。
同程度の暴力を行使している
↓
相手も慣れてきてコントロール効果
が低下する
↓
その効果や維持を高めるために
暴力をどんどんエスカレートさせる
必要がある。
最後に・・・
④暴力を受けている被害者が加害者のもとに居続けている、
もしくは、
暴力を振るわれながら、現状に我慢していること。
コントロールする側 とコントロールされる側の
関係が続く限り、暴力継続の作用を
もたらすことが多いでしょう。
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