我々の家は、いまから約50年前に建てられたもので、元々は、祖父母が建てたものです。

 

彼らの趣味もあり、庭には、いろいろな草木、花などが植えられています。

 

その中の一つに竹があるのですが、北海道なので、孟宗竹ではなく、細い種類の竹になります。はっきりと名前はわからないのですが、庭全体に地下茎があって、短い物や、長くそろえたものが生えている感じです。

 

実は、今から数年前にその竹の花が一斉に咲きました。ご存じのように、竹はイネ科なので、花自体は、稲の花のように地味で、色も濃い緑という感じで、葉っぱと見分けが付きづらいです。

 

普段見ていない人には、わからないと思いますが、滅多に咲かないのを見ている我々にとっては、ひじょうに興味深い光景でした。

 

うわさ通り、花の咲いた竹は翌年、全部枯れました。しかし、その次の年から、ゆっくりと、しかし、いつの間にか復活していた感じです。

 

今回、2019年も竹の花を庭で発見しました。おそらく、別の地下茎の竹なのでしょう。滅多に見られない竹の花をこのような形で、人生のうちに2回も見られたというのも、面白いと思います。

 

調べてみると、竹の種類によって、花の形はかなり変わるようです。また、種類によって、花の咲く周期が、60年から120年と変わるようです。

 

かなり長い周期のため、はっきりとした年数は、わからない、とのことですが、花が咲くことと、その翌年に枯れるのは、確かです。

 

祖母に聞いても、今まで見たことが無いようなので、この竹の開花周期は、50年以上ということでしょう。とりあえず、写真を貼っておきます。

 

 

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