9月23日
午後からフリーなのでちょいとお散歩寄り道。
天気がいいから景色のいいところに行けばよかった。


家に帰る途中、夕食を食べて帰ろうと
いつもライブ帰りに寄ってる、

ファミレスに行く途中にあった、
よく利用してたそこそこ大きい

本屋がなくなってました。
そこで思い出した、今年の初め頃に買ったこの漫画、

今、2巻目以降が出てるか
雑誌読んでないからわかりませんが、

この中のエピソードで出てくる本の流通、
レジのPOS化や店頭での検索、

売上のデータ化などしてるとはいえ、
基本的な流通システムって、

私が本屋でバイトしてた30年前と
全然変わってないってどういうこと?



それじゃア○ゾンとかのネット通販と、
勝負にならないに決まってるじゃん。


ただでさえ紙で読む人が減ってるのに。
これはCDにも言えるけどCDの流通は知らないから。


作り手側が「売れない、不況」って言って
半ば諦めたようなことをいう人もいるけど、

末端のお店は「死活問題」だから、
「売れないじゃなくて、売らないきゃならない」

って、努力や工夫してるのがわかるもの。
まあ、発売時にばか売れして、

すぐにドッとブ○オフに流れて、
100円で売られてるような。


レコード時代、
塩化ビニールの無駄遣いって迷言がありましたが、

「パルプの無駄遣い=森林破壊に協力」
っていうのはなくなってそれはそれでいいと思いきや、

返本率の平均が桁違いに上がってるから
そうでもないと。


とか言ってる私も定期ものの雑誌は書店買いが
多いけど、「指名買いしたい」本は通販かなあ。

だって、「会いたい時にあなたはいない」だから。
でも、本屋行くのは楽しいです。

見て歩くの面白いし、
思いがけない「出会い」もあるから。


じゃあなんかアイディアがあるのかよと、
聞かれれば、流通システムという

巨大すぎる相手だからどうにもならないけど。
ただ一つだけいいこと、


版元が出版点数確保のために、昔なら企画会議で
絶対通らないような本や雑誌がたまに出ること。

これ、サプライズだし楽しみ。
商業的にどうよと思うけど、本屋に行く楽しみだったり。


以上、本屋バイトOBのたわごとでした。



ちなみに本屋バイト、男子は仕事的に、
返本処理や品出しなどの肉体労働の比率が

高いですから、時給に対して安いです。

(大きいところはわからないけど、
大抵最低賃金に毛が生えた程度ですので、

楽そうだって理由だと「こんなはずじゃなかった」
になりますから。

私が働いたトコで辞めた男は
これが多かったです。

ただ大抵バイトでも「社員割引」があるトコ

多いですから、毎月たくさん買う人には
時給+αになる嬉しい特典だと思います)


ただ、自分がPOP書いたり、
これは売りたいと個人的理由で平台前面に出した

本が売れた時の嬉しさはありますよ。
これは販売全体に言えるか。


「書店男子」になるのは厳しいのよ。