12月6日


大江戸線で「本郷三丁目」に移動したら、
知ってる丸ノ内線の出口ではなく、

本郷通りの東大方面の出口に。
せっかくだから「東京に住んでても

意外といったことない場所」の一つ、
赤門にでも行ってみました。


R17より港内側の道は
静かで右側には歴史を感じる

東大の教室の建物があります。
そして本郷通りの「東大前」バス停の

前に「本当に赤いよ」の東大正門。

通称「赤門」が。ちょっとした観光地ですが、

この門は天地がひっくり返ろうと私は入れません。
高校の時、模試で早稲田の教室に入った時、

「2度とここにはこないだろうな」と思ったら、
そのとおりになったのを思い出しました。
道の反対側には、モダン建築のビルが。


学校の門ですから「まあ、こんなものでしょう」と
さっと見て、本郷にきたら菊坂の

樋口一葉の旧家跡のある崖を利用した
圧巻の木造3階建を見に行きたくなるところです。
こんな感じの古民家が通りから入ったところにさりげなくあります。


その途中にある「胸突坂」の上にあるシブイ佇まいの

旧下宿屋で今は純日本旅館「凰明館」を。
文化財の建物は重厚です。

結構有名で外国人旅行者に人気とか。
外国人でなくても泊まってみたいです。でも高そう。




ここに下宿して東大に通ってgreatに
なった人が多数いたんだろうなと。


このあたりもごちゃごちゃしてない
「文京区」って街並みです。



そして有名な「菊坂」の裏道にある、
木造3階建のある旧家跡。それがある古民家が、


何軒か固まってる敷地内は時間の流れが
違うような異空間で味のある場所です。


私有地内の庭を通り抜けていくようなとこだけに
入り口でためらって人が、


その軒下を入っていくとなんか違うぞ?
以前来た時は土道で大丈夫か、庭じゃないのか?


そう思って歩いた通路が石のタイル貼りになって、
目印だった井戸の位置が変わってました。

きっと史跡だから整備したのでしょう。



それでも木造3階建の古民家は健在で
モノクロ写真が似合います。

階段を登って行った崖に挟まれた通路というか

グレーゾーンの軒下まで歩きやすくなってます。
前は家からTVの音が聞こえたりしてたので、

もしかしたら他人の敷地かもと思って、
気配を消して通り抜けたところ。


ちょうどおばあさんが掃除をしてたので
通り抜けていいか尋ねたら問題ないと。

道路に出るところの門をくぐれば
現代の時間になる異空間は健在でした。


手前の家がなくなて奥の古民家がはっきりと。


初めてきた時には私有地じゃないかと
ヒヤヒヤしながら歩いたところもきれいに

なってるところは全然違うけど、
青森の竜飛崎の階段国道みたいだなと。


あそこも初めて紹介されたTVを見た時には、
今のような遊歩道ではなく民家の軒下で、

「ここが国道ですか?」ってレポーターの
人が地元の人にたずねてたくらいだったですから。


この異空間、地図の歩いた経路を見ると見事に
民家を通り抜けてました。



区道っぽい生活道路を道なりに歩いていくと、
白山通りに出て地下鉄の「春日」駅に。


ここで今回のお品書きはおしまい。


朝早くから活動できると日が短い今でも
お品書きを何個も消化できるものだなあと

当たり前のことを思ったのでした。



さて次はどこさいくべ?