地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

トンガでM6.1 サモアでM5.7 茨城県北部でM3.3 福島県中通りでM3.7

2019-12-07 04:02:07 | 日記
 一昨日は、規模の大きめの地震が続きましたが、昨日は、有感地震は小康状態だったようです。ただ、そういうときには、海外で大きめの地震が起きていて、トンガでM6.1、そしてその余震と思われる地震がサモアでも起きています。

 日本で起きた地震については、福島県中通りのM3.7の地震は、震源の深さ80キロ。それに対し、茨城県北部の地震は、震源の深さが10キロですから、メカニズム自体が基本的に違う地震です。福島県中通りで地殻がグッと中に入り込んできた結果、その近くの地殻が上に押し上げられて、表層で崩壊したのが茨城県北部、という流れだと思われます。そして、今までは、震源の深さが中程度の地震は、どちらかというと、福島県沖で起きていましたが、すでに、福島県の南部でも内陸に入り込んできている状況になっていると考えた方がいいでしょう。

 ということは、今まで海上で起きていた地震が、どんどん内陸部に入り込んで来ていて、千葉県で頻発→茨城県で頻発→ここから、福島南部・茨城・埼玉・東京・神奈川と震源の中程度の地震が発生しやすくなり、茨城北部・栃木・群馬方面で震源の浅い地震が起きやすくなる、という流れになると思われます。今後、関東方面の地震は、今まで以上に増えそうですね。

 そして、その他の地域でも、内陸から日本海方面に少しずつ震源がシフトしてきているように見えます。隠岐の沖合でも震源の浅い地震が起きていて、韓国でも数年前から地震が増えてきているということですから、それがだんだん進んできていると捉えておくといいと思います。

 細かな地震が集中しているところは、長野中部から南部にかけてと、静岡方面、和歌山沿岸部あたりです。揺れがあるかもしれません。注意していてください。
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