地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

ラオス北部でM6.1 択捉島付近でM4.6

2019-11-22 04:01:50 | 日記
 ラオス北部で大きな地震があったようです。M6.1の本震の前にM5.7の前震があったようで、現在も余震が続いているようです。建物では、天井が落ちてくるなどの被害があったようですが、人的被害は、今のところない、ということでした。とりあえず、人的被害がなくて、よかったと思います。
 場所的にみると、フィリピン海プレートとインド・オーストラリアプレートの間に挟まれた地域で、ユーラシアプレートの内陸型の地震と言えそうです。震源の深さが浅いですから、両方のプレートに挟まれて起きたのではないかと思います。韓国と日本のちょうど中間点でも震源の浅い地震が起きていますから、ラオス近辺では、東西方向に圧力がかかっているのではないかと考えています。

 日本では、択捉島付近でM4.6の地震が起きています。震源の深さは140キロで深めです。昨日書いたサハリン近海の地震の影響で起きたものだと思います。

 東京湾でも地震が起きていますが、こちらは福島沖から茨城を通って茨城南部に到達するラインの延長上にあたります。埼玉や東京湾の下部で震源の深い地震が起きていますから、その影響で滑ってきたものと思われます。太平洋沿岸では、震源の深さが中程度の地震が増えていますから、このあたりでもまだ動いてくるかもしれません。東京オリンピックの話を書いたときに、東京の方に震源がシフトしてくるという話を書きましたが、それが、思ったより早く来るかもしれません。警戒していてください。

 西日本では、細かな地震が相変わらず頻発していて、特に昨日は、近畿一帯で多くなっています。琵琶湖周辺で動きがあるかもしれません。注意していてください。

 さて、これからの注意点ですが、ラオスで大きな地震が起きるような力がかかったということは、沖縄近海のプレート境界では、逆に、力が逃げないようにしっかりと地殻が噛み合っているということになります。ですから、次に、このプレート境界が動くと、しっかり噛み合った場所が動くということになりますから、地震の規模が大きくなるかもしれません。警戒していてください。
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