地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

八丈島東方沖でM4.4 中国四川省東部でM5.0

2019-12-10 04:43:25 | 日記
 昨日、気象庁が発表したのは、八丈島東方沖と青森県東方沖のM2.7の2つだけです。八丈島近海の地震については、昨日このブログに書いた地震の方が規模は大きかったと思うのですが、有感地震になったのは、今日書いたものの方。また、青森県東方沖の地震ですが、いつもは、北海道の浦河沖と判別がつきづらい場所で起きますが、今回は、下北半島のすぐそば。

 それで、昨日の地震で特筆すべきは、北海道から東北・北陸にかけての日本海側の地震が、なんか、おかしくなってきているということ。
 北海道の西方沖は、やはり、奥尻島を中心とした位置での震源が主流で、そこそこの規模の地震が起きていますが、有感地震にはなっていません。M3規模の地震が奥尻島のすぐそばで起きているんですが、何が原因で有感地震になっていないのか、この辺がよく分かりません。ちょっと変な言い方かもしれませんが、少し揺れてくれた方が、かえって防災意識が高まると思うのですが。
 そして、その日本海側の地震が、青森県西方沖でM4レベル。また、しばらく前に書いていた山形県沖の余震域が、少し陸地から離れたところで起きるようになっていて、佐渡島の北海上まで続いているように見えます。

 また、茨城県の下部は、悲惨です。気象庁の発表がないだけで、かなり動いています。その影響は、茨城だけではなく、茨城と接触している都県でも出てくるでしょう。下に入りこんで来ている太平洋プレートがフィリピン海プレートを押し上げて、震源の浅い地震になった場合、直下の震度は大きくなりますから、要注意です。

 四国の両端でもまだまだ動きがあります。和歌山と周防灘方面は、いつ有感地震が起きてもおかしくない状況と思っていてください。
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