こんにちは、ひろです。

C.P.Farmさんから底砂と海草を購入した我が家の45cm水槽。
底砂を敷いていよいよレイアウトを整えていくはずが、海草が邪魔になりいきなり手詰まりな感じになっていました。

今回は、前回の最後にお見せした写真
こちらの底砂から出ている物体のお話です。



この手前の物体は塩ビパイプのキャップです。



なぜこんなところから塩ビパイプが出ているかというと、底面吹き出しの配管を設置したからでしたバフッ!



底面吹き出しとは、底面フィルター等を使った濾過システムとは全く別のもので、底砂の中に設置した配管を底面付近から出して、メインポンプとは別に設置した水中ポンプで水流を起こすものです。



底面吹き出しというと…
最近ではフミスケさんのブログで底面吹き出し加工の紹介がされてます。
この方のブログは自分と同様に自作加工が盛りだくさんな内容になっていて、大型水槽の立ち上げと加工、塩ビ溶接など自分とは違うベクトルの自作が多く登場するのでとても参考、刺激になってますひらめき電球



ハイタイプ水槽最大の弱点…それは底面までしっかりと飼育水が循環せず、底面付近の水が淀んだり、ゴミが溜まることです。



水面を波立たせようとするとどうしても水流ポンプは水面付近に設置することになり、底面が淀みがちになります。


じゃあ底面付近にも水流ポンプを設置すればいいじゃないかパーハッ

と、なるわけですが…
案外水流ポンプって無骨な形状してて自然な水景を目指していくと浮くんですよね汗
小型水槽だと小型タイプがあるとはいっても一際ゴツくて目立ちますし…
設置するとしても1機までかな〜バフッ!

それに、イソギンチャクの巻き込みなどを代表とするような生体が犠牲となる事故に繋がるんですよねバフッ!



新潟県にある水族館、マリンピア日本海のサンゴ水槽では、擬岩の中に水流ポンプを隠したレイアウトをしていてとても参考になったんですが、やはり巻き込み事故は避けられないでしょうし、今回は底面吹き出しでいくことにしました。


底面吹き出しならば配管を分岐することでより複雑な水流を作りだせますしね。



そして…



実はこの底面吹き出しを採用することになったきっかけとして、面白い発見があったのですひらめき電球



と、ここで…



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ありがとうございますおじぎ





では、本題に戻りまして…





今回底面吹き出しに使用する水中ポンプはこちら
以前に紹介したJebaoのDCポンプ、DC1200です。


スキマー用と一緒に購入したこちらのポンプを使用していきますキラキラ



ちなみにDC1200を紹介した記事で、「後に思わぬ形で登場します」とお話してました。




底面吹き出し用のポンプとしてなら別に変わった使い方でもないじゃないかパーハッ



と、突っ込まれそうですが…



今回の使い方はホントに一味違いますキラキラ



水流ポンプとして使うなら、同じ流量でずっと運転してるよりも間欠的に、不規則に、そして流量も変則的に、と考えてしまいますよね。



そこでいろいろ調べていたところ思わぬ発見があったのです。

度々登場する海外のアクア用品販売サイト、FishStreetさんで物色していたところ…
たまたま目に留まったJebaoの水流ポンプ用Wi-Fi化キット…



説明文を翻訳してよく読んでみると…

ビックリマーク
DCポンプも水流ポンプ化できるの!?


…というよりちょっと待てよ…



このWi-Fi化キットS1がDCシリーズのDCポンプとRW、SWシリーズ双方に使用できるってことは、実はそれぞれのリモコンを替えて使用しても作動するんじゃないのか…?
と、いうわけで使用しなくなってお蔵入りされていたRW-4のリモコンにDC1200を繋いで試運転してみると…
ビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク



動いたーキラキラ



RW-4を使用する時同様に各モードで運転してくれましたひらめき電球




いけるビックリマークこりゃイケるよーグー




ということでDC1200をRW-4のリモコンで動かしてランダム水流を作り出すことにしたのでしたバフッ!


巷のではDCポンプの間欠運転は故障の原因になるとか、1年ほどでダメになる、なんて情報を目にしましたが…



そんなんだったらWi-Fi化キットでDCポンプの使用を勧めないでしょうし、いずれは壊れるもの、と割り切って使用(試用の意味もあり?)してみることにしますひらめき電球


ちなみに底砂に埋める配管はこんな感じ…


吹き出し口にはこちらを購入しました。
AQUA Style Youさんで取り扱っていた底面吹き出しのパーツを購入…


がっwhat!


予想以上にデカく、非常に目立つために使用は避けることに…





どうするか…





決まってるでしょバフッ!





作りますバフッ!バフッ!小バフッ!小




3,980円の勉強代、しっかり元を取るべくデザインのお手本とさせていただきましたひらめき電球




仕切り板の加工で使用した白のアクリル板をアクリル接着剤で貼り合わせ…
不要な部分をカットしながら紙ヤスリで削り…
また貼り合わせてはカット、ヤスリがけを繰り返し…


底面吹き出しパーツの完成ひらめき電球
我ながらホント美しい仕上がり…キラキラ


適度なサイズを探りながら作ったため、大きさ違いのものもできました。
元の商品と並べると相当小さいです。



作り方覚えたら1個30分~1時間でできましたよグッド!



結局いちばん小さいサイズを採用することにして、同じサイズのものをもう1つ作りました。



ちなみに吸水側はVP13のソケットをスリット加工して自作のストレーナーを着けていきます。



と、いうわけで底面吹き出しパーツを設置して運転していくわけですが…




海草が舞うし、まだ強い水流を必要とするサンゴがあるわけでもないのでしばらくは運転させないことにしましたバフッ!


さてさて、少しずつサンゴを投入していこうかなールンルン


いや、その前に…



もう少しレイアウトのための加工をすすめていきますひらめき電球



次回に続くパー"