こんにちは、ひろです。
底面吹き出しのセッティングも完了した45cm水槽。
今回は再びレイアウト加工のお話です。
今回の水槽にはライブロックレプリカのバックウォールを使用し、フラグが設置できるように加工をしてあったりもするのですが…
横から見るとこんな殺風景な感じです。
このままでは立体的で奥行きを出したレイアウトを組むのは困難なのでバックウォールだけに頼らずレイアウトを組む土台となる岩をセットしていこうと思います。

90cmOF水槽を立ち上げた時にはジェイズアクアリウムさんのライブロックを使用したのですが…



理想のサイズ、形状が届く保証はないし何より高価ですし、バックウォール同様に白いレプリカが馴染んで石灰藻が付いてくるのを楽しむのも良いなー、ということでライブロックレプリカを使用します。


ですが、ただただ積むだけでは芸がないのでここにも一手間加えていきます。



と、ここで…


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では、ライブロックレプリカの加工をしていきましょうとんかち



今回使用するライブロックレプリカは毎度お馴染みのC.P.Farm製ライブロックレプリカなのですが…


ちょっとしたトラブルがありました…


レイアウト用にSSサイズ、Sサイズ、Mサイズを購入したのですが…
Mサイズがやたら小さい…
体積的にはSSサイズと大差ありません汗
SSサイズも微妙にデカく、実質Sサイズばかりが届いた感じに…
画像には出てきてませんがSSサイズは他にも2個購入してしまいました汗



購入したcharmさんに問い合わせをしてすぐに再送してもらったのですが…
ほぼ同じ形状の小振りな物がまたしてもMサイズとして届きました汗(下の2つがMサイズ)



ちなみにMサイズはSサイズと比べ1000円程高い商品なのですが、とても価格差を実感できるサイズとは言えないですねバフッ!


いかがなものかと再度連絡しましたが返事は帰って来ませんでした…


もうcharmなんか使うかパンチ!って気分にもなったのですが、レイアウトを組みようがなくなってしまうため、結局後日Lサイズを改めて購入しました…汗




ハァ、、、バフッ!

ケンタッキーのレッグの部分かパーハッと突っ込みたくなるような細長い形状のMサイズ…
これでは縦に置くにもバランスが不安定だし岩組みの土台としても役不足です…
Mサイズは余計な出費になってしまいました汗




気を取り直してライブロックレプリカを加工しました。




ライブロックやライブロックレプリカなどの擬岩を水槽に組んでいく際の注意点、それは底砂に直置きしないことです。


ライブロックを底砂に直置きすると岩が接する部分の通水性がなくなり、硫化水素の発生の要因となります。


Yahoo!知恵袋などではライブロックレプリカなどの擬岩なら直置きしても問題ない、という回答を目にしますが…




自分は反対です。




ライブロックであろうがレプリカであろうが通水性が無くなることでやはり嫌気が進み、底砂とライブロックレプリカが硫酸還元反応により石膏のように固まる現象を以前チンアナゴを飼育していて経験しました(その時のお話はこちら)




過去の経験からライブロックレプリカは直置きせずに底砂から浮かせることにします。



巷ではライブロックスタンドを使用してそこに乗っける、っていう方法をされてる方が多いんですが… 





アレ、案外難しいんですよね〜




スタンドの作成が難しいというより、ライブロック(レプリカ)のゴツゴツとスタンドの棒の高さが各支柱全てにフィットしないとガタつくんですよね。4点棒のスタンドなのに3本でしか支えてなかったりとか


メンテナンスで動かしたら二度と同じポイントにフィットしなかったりするし…



というわけで我が家では簡単にアクリル棒をレプリカに刺して使用してます。


底砂無しの状態でアクリル棒だけで支えようとすると当然グラつきますが、棒が砂に埋まると案外ガッチリ固定できるんですよひらめき電球



ということでライブロックレプリカの裏面に直径6mmのアクリル棒がハマるように穴空けしていきます。

石材用のドリルだとドリルが強すぎてライブロックレプリカが割れるので、木材用の金色のドリルで穴空けしていきます。

※ただしこれをやるとドリルの切れ味が極端に落ちてアクリル板等の穴空けも難しくなるのでご用心パー我が家ではレプリカ削り用のドリル先端は別で用意してます。




4点で支えるようにアクリル棒を刺す穴を空けました。



これだけでは芸がないバフッ!




ライブロックレプリカにフラグサンゴを設置できるようにフラグ用の穴を空けていきますひらめき電球



フラグの軸はたいてい直径9mmなので、9mmのドリルで穴空けしていきます。




こんな感じでライブロックレプリカをコーラルブリードロック風に加工しました。



人気でなかなか出回らず、しかも割と高価なコーラルブリードロックを購入するよりずっと安価で作れましたひらめき電球




ただ、以前にも経験したのですが…



ライブロックレプリカは案外モロいのでドリルの衝撃に耐えきれずバコっと割れてしまうこともありました汗


今回も
↑赤線のところ、実は綺麗に割れました汗


せっかくのライブロックレプリカが〜あせる
…と、なって以前は極小ライブロックレプリカとして泣く泣く使ってましたがここは落ち着いてバフッ!

ゼリー状瞬間接着剤でアッサリ再接着できますグッド!
強度的にもさほど問題はありません。しっかりと接着した後であれば改めてドリルで穴を拡張しても割れませんでした。





そんなこんなで加工の終わったライブロックレプリカはバックウォール同様にRO水に数日漬け込んだ後に海洋深層水に替えて更に数日漬け込み、その後土壌バクテリアにも漬け込んだ後に水槽へ投入していきますバフッ!



ただ、3個程加工したのですが…



予想外に大きくて出番のなくなったSSサイズが3個、使い勝手の悪い形状のM?サイズが2個、大きすぎたのでカットしたLサイズの片割れが1個余ってしまいました…


…何かの機会に取っておこうかな…



さてバフッ!いよいよサンゴを投入していきますかな〜キラキラ



…と、その前に




最後に一つ、サンゴ飼育に欠かせない機器を設置していくのでしたひらめき電球




次回に続くパー