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週刊少年ジャンプ2019年10月12日に発売された
【鬼滅の刃】最新話の178話のネタバレを紹介します。
鬼滅の刃【178話】ネタバレ！
手を伸ばしても手を伸ばしても
上弦の壱と鬼殺隊の柱達の戦いがついに終わりを迎えます。
破れた上弦の壱は自分の幼少時代の自分と弟のことを思い出します。
生まれたときから顔に痣を持ち、神に愛されていた弟の縁壱のことを。
自分が欲しかった剣の才を持ちながらも全くそれに執着せず、かけらも興味をしめさない弟。
妬ましさのあまり死んでくれ、頼むから生まれてすらこないでくれと願い続けます。
母の死をきっかけに縁壱は自分から家を出て寺へと行きます。
二人の父は縁壱に跡を継がせようと、使いの者をやりますが、縁壱は姿を消していました。
全く弟の消息が掴めなくなったことで、自分の願いが叶います。
跡を継ぎ妻を娶り子をもうけ十数年は平穏に過ごします。
しかし、野営していたところを鬼に襲われ窮地におちいっていたのを助けたのは縁壱でした。
昔よりも剣の技術は極められ鬼ですら容易くたおす…平穏が破壊され妬みと憎悪がまた溢れだした瞬間でした。
縁壱は強くまた、人格者となっていました。
その力がどうしても欲しかった為、家を捨て妻も子供も捨て、鬼がりの道を選びます。
縁壱は誰にでも自分の剣技を教えます。
ただ、だれ一人として縁壱のように日の呼吸はできません。
縁壱は人によって呼吸法を変え指導していきます。
それによって日の呼吸の派生の子供もが出来上がっていきました。
痣者も増えていくなか、自分にも痣が発現します。
しかし、どんなに鍛練を積もうとも日の呼吸は使えず、使えたのは月の呼吸と名付けた派生の呼吸だけ。
そんなとき、痣者がばたばたと死にはじめます。
痣は寿命の前借りに過ぎず、自分はもう未来がなく鍛練をつむ時間もない。
そんな絶望の中、鬼となれば無限の時が生きられる、技を極めることができると言う鬼舞辻無惨の言葉にしたがい鬼となってしまいます。
自分の願いが叶えられる、全てのしがらみから解放される、そう思っていたはずだったのに鬼となった自分の前に早死にすることなく生きた縁壱が現れます。
憎い憎いと思い切り捨てたのに、何百年生きても鮮やかに記憶しているのは縁壱の顔だけです。
子孫を切り捨て、侍であることを捨て、家も妻子も捨てたのに何も残せなかった自分。
自分は一体なんの為に生まれたのか…
縁壱に問いかけ続けます。
鬼滅の刃 178話ネタバレの感想！
上弦の壱とその弟である縁壱との確執が描かれていました。自分が望んでも望んでも得られなかったものを最初からもっていた弟。
近い存在だからこそ憎み妬む気持ちが大きくなっていったんだろうなと思いました。憎んではいても、存在は忘れられない。自分が作った笛を最後までもっていた縁壱と、縁壱を倒したあとその笛を自分で持ち続けた上弦の壱が切なかったです。
やっと上弦の壱は倒せましたが、柱達も何人も死にこの後どのように戦っていくのかとても楽しみです。
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