2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家ではキッチンの間口を2250mmにしています。
「2250mmは狭いでしょ?」「2700mmのほうが良いでのは?」と突っ込まれそうですが、意外や意外これが使いやすいのです。
そこでこの記事では、間口2250mmキッチンの使い勝手、実際の通路幅などについて詳細をまとめます。これからリフォーム、リノベーションする方はぜひ参考にしてください。
システムキッチンの標準的なサイズとは
キッチンの標準的なサイズ
- 奥行の標準規格:650mm
- 間口の標準規格:1650~3600mm
壁付けキッチンの場合、奥行は650mmが標準です。
しかし、中には600mmという場合もあり、間口に関しても家庭によってさまざまです。
夫婦二人暮らしであれば、「奥行650mm、間口は最低2250mmあれば充分」といえます。
キッチンの通路幅の目安
キッチンの通路幅
- キッチンを一人で使う場合は750mm以上
- キッチンを二人で使う場合は950mm以上
通路幅は、キッチンに立つ人数で判断してください。
狭いままでは、キッチンで一人が作業している際、その後ろを通ることができません。
賃貸時代は間口2700mmのシステムキッチンを使用
- ひとり暮らし:間口1000mmのミニキッチン
- ふたり暮らし:間口2700mmのシステムキッチン
独身時代は、東京に住んでいたため部屋自体がとても狭く……
そのおかげか、結婚後に住んだ賃貸マンションでは、間口2700mmというキッチンに当初はウキウキだったことを覚えています。
「広ければ良い」という考え方は、間違いであることに気が付きました。
キッチンはワークトライアングルが大切
それがワークトライアングルです。
壁付けキッチンは横移動しかないため、間口が広過ぎるとかえって使いにくくなってしまいます。
2700mmが、その分かれ目!
最大で3500mmともいわれますが、さすがにそれは横移動が多過ぎると感じます。
2700mmから2250mmにサイズダウンした我が家のキッチン
リノベーション当初は、キッチンのサイズダウンが心配でしたが、何度もシュミレーションし「問題ない」と判断しました。
広さと使いやすさは比例しない
「サイズダウンしても使いやすい」と感じた原因は、身長にもあると思います。
ちなみに、わたしの身長は155cm。
間口2250mmのほうが横移動が少なく、コックピットのように動けます。
ただ、間口が小さくなればなるほどシンク下の収納スペースも小さくなるため、ものが多い家庭は注意が必要です。
吊り戸棚もカップボードも必要なしと判断
我が家は「壁付けキッチン」を採用しましたが、吊り戸棚は設置せず、カップボードも置いていません。
といいますのも、オープンキッチンはリビングダイニングから当然、見える位置にありますよね?
キッチンは生活感が出やすいため、我が家では「人の目線より低い位置」に収納スペースを作り、目線より高い位置は「見せる収納」のみに集約しました。
キッチンの入口と通路幅
壁付けキッチンにした我が家では、画像向かって右側に「カウンター」を造作しています。
また、シンク横には袖壁を設置!
キッチンリノベーションのことがよく分かる資料
キッチンリノベーションを成功させる鍵は、「どこの会社に施工を依頼するか」にかかっているといっても過言ではありません。
資料を通じてリノベーション事例を見られるほか、費用や工期に関する疑問も解消できます。
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コンパクトに使いたいなら2250mm、広く使いたい人は2700mmあれば充分
「自分にあうキッチンの間口」を即答できる人は、そう居ません。
身長の高い人であれば2250mmでは狭く感じることもありますし、料理が好きで道具も多い人は2700mmが丁度良いかもしれません。
我が家は2250mmして正解!
このサイズに、今も全く後悔ありません。
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