皆様こんにちは、若松です。
最近カメラをもって外に出る機会がすっかりなくなってしまい、写真が掲載できていないのがフラストレーションになりつつあります。
ブログをご覧いただいている皆様にも、文章ばかりの記事で申し訳ない限りです。
さて、そんな抑圧のせいなのか何なのか、最近は普段あまり食べない物を食べたくなる日が増えた気がします。
8月の半ば頃、私の家の近く(徒歩で10分くらいでしょうか)に新しくパン屋ができまして。食パンを中心に売り出すパン屋さんの蒲田店、とのこと。
私は基本的にあまりパンを食べない方で、折角新装開店だからということもあり珍しくパンの専門店へ足を運んでみました。
勿論食パンは宣伝で謳うだけあって美味しかったのですが、思い出したのは小中学生の頃。
パンを普段あまり食べない方な私は、人生の中で一番パンを食べる時期が恐らく給食のある学生の頃になるのです。
その時期に食べた揚げパンやマーガリンとジャムを添えたコッペパン等、給食で出てくるパンと言えばこれ、みたいなものをふと思い出しておりました。
ふと思い出したついでに調べてみた所、揚げパンは大田区の田園調布にある小学校が発祥らしいですね。
私は食品ですとか言葉ですとか、そういったもののはじまりや成り立ちを調べるのが割と好きなのですが、全国的に有名な食品が、知っている小学校で生まれたと知った時には流石に驚きました。
なんでも、戦後で食事の確保が困難だったころに、硬くなりやすかったコッペパンの柔らかさ、おいしさを長持ちさせる意図があったのだとか。手軽かつ安価に高カロリーを実現できることも手伝い、全国的に多くの子供を救ったメニューだと言われています。
言われてみれば、東急多摩川線の傍にあるパン屋には、必ずと言っていいほど揚げパンを置いているような気がします。
あまりパン屋に行かない私でも印象に残っているくらいなので、パン屋によく足を運ぶ方のご意見も伺いたいですね。
ちなみに、羽根付き餃子も発祥は大田区蒲田と言われています。
皆様の地元やお住まいの地域でも、全国的によく知られた意外なものが発祥かもしれません。
こういったものを探したり調べたりするもの、意外と楽しいですよ。