弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

弁護士会の副会長がそんなことまで要求するのか

2018年08月10日 | 経験談・感じたこと
日本ボクシング連盟に関する問題は、会長が辞任することでひとまずの決着が図られました。


が、弁護士業界では、元会長側についていた弁護士の対応について、むしろここにきて話題になっています。


 ◆山根氏会見同席の弁護士、顧客反応大で代理人を辞退



上記記事の中で私個人が気になったのは

 ・弁護士は正式な依頼を受けていない状況で会見に立ち会ったこと

 ・会見に立ち会うことについて、大阪弁護士会の副会長が要求したこと

という記述です。




1つ目については、たとえ弁護士費用を含めた受任条件の詳細について煮詰まっていなくても、


まずは目の前に迫った会見を乗り切る(会長のために必要な防御活動を行う)べく、


正式依頼のないまま(とりあえず会見立会に限り受任という形式になる?)


活動を始めてしまうというのは、ある程度理解できます。




問題は2つ目の方で、大阪弁護士会の副会長が会見に同席するよう要求したという記述です。


私個人としては、副会長が個別案件にここまで介入することなんてありうるのか!?という


疑問を持っているのですが、果たして何があったのでしょうか?


本当に会見同席するよう要求したというのであれば大問題になりそうな気がします。


(※私の勝手な解釈では、多数の報道陣等が押し寄せるなどして、会館施設の管理上の問題があることから

会館使用申請を行った弁護士に対し会見「場」の中にはいることを要求したにすぎないこと、

つまり会見それ自体に同席せよとまで要求したわけではないと思っているのですが、果たして真実は…)







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