電話やインターネット等で問い合わせがあった場合、私の場合はそのまま話を進めることはなく、
必ず受任する前に直接お会いすることにしています。
ただ、この際に少し意識しなければいけないなぁ…と思うことがあります。
それは面談協議を行う場所です。
一昔前であれば、法律事務所に来てもらうことが当然の前提という風潮があったように思うのですが、
これを当然の前提とすることは少し違和感があるので、例えば、顧問契約の問い合わせなど
ある程度長期的なお付き合いが発生することが前提の問い合わせ委の場合、私は、会社にお伺いすることも
可とするスタンスをとっています。
実はサービス向上の一環として会社にお伺いすることも可としたのですが、実は想定していたほど
利用されていないというのが私の実感です。
何人かの会社担当者に聞いてみたのですが、弁護士が会社を訪問した場合、事情を知らない従業員からすれば
「弁護士が来社した!」
ということで、結構社内がザワザワすることが多いから…というのが共通の理由としてあがってきました。
弁護士側からすると、「そこまで警戒感を持たなくても(苦笑)」となるのですが、
これが現場の生の声なんでしょうね。
このため、面談協議を行うに際しては、「お伺いして協議することも可能ですし、当事務所で協議
することも可能ですが、どちらにしますか」と投げかけ、利用者に選択してもらうようにしています。
それでも肌感覚として8割以上は「当事務所で協議」と回答される方が多いです。
まだまだ弁護士は危険人物(?)扱いのようです。
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このため、面談協議を行うに際しては、「お伺いして協議することも可能ですし、当事務所で協議
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