★天国も地獄も自分で作っている。しらんけど。

京都の自己実現占術研究家★占コンサル☆昌帆

 

いつもありがとうございます！

 

 

わたしが２０代後半のころ、対面で占いと心理学を合わせたカウンセリングもどきの

仕事をしていたのですが

 

その頃の出来事を思い出したので書いておきます。

 

この時代は私にとって修行のような訓練期間でした。　

ものすごくいろんな相談を受けてきたのでその経験が生かされて今があるように思います。

 

 

京都で対面の仕事をしていましたが、奈良県からわざわざお越しくださった女性のことです。

 

既婚者で、いわゆる「嫁姑問題」で悩んでいるとのことでした。

 

姑の意地悪な態度が毎日続き、自分の両親にも意地悪なことをする。。とのこと。

 

じぶんへの意地悪なら耐えられるけれど、

両親にまで危害が及ぶのだから、もう我慢できない。

 

 

とのことでした。

 

容易に想像できると思いますが、彼女から出ているエネルギーは良くないものです。

 

彼女自身を苦しめています。

 

そして、不眠症になってしまったとのことでした。

 

 

彼女は、「すべて姑が悪い。　今の苦しみもすべて姑が原因だ。」

 

と考え

四六時中、姑を恨むようになっていました。

 

 

そりゃ、興奮状態が続きますから精神的にも壊れてしまいますよね。

 

 

もう、常軌を逸している感じ。

 

 

余談ですが、私の母と祖母も同じような感じでしたので

彼女の話を聞くたびに

「わかる～」というリアクションをとっていたと思います。

母も苦しみましたから。

 

 

 

いろいろ話を伺っていくうちに

それとなく気づきのための誘導的質問をしてみました。

 

これは、要するに「自分で気づく」ことを促す効果的質問法というものです。

 

この方法は、今、３つのコーチングでも毎日のワークで使っていますので

気づく方はいらっしゃるかと思います。

 

 

で、いろいろ質問を投げかけて、本人に内観してもらったわけです。

 

そうすると、ぽつりと彼女はひとこと言ったのです。

 

 

「私の地獄は、私自身が作っていたのですね。

 

きっかけは姑ですが、それをもとに私が地獄にしてしまったのですね・・」

 

と。

 

この言葉は私には印象的でした。

 

 

「その気づきによって、地獄から卒業できます」

 

という私の言葉に、延々と涙を流されました。

 

 

涙は浄化。

 

 

いくつかの対処法と今後の運勢などについてお話をして

状況を改善できるタイミングなどについても解説しました。

 

 

その後、彼女はすっきりとした面持ちで、かえっていかれました。

 

 

彼女とはその後、毎月一度、対面でお話をする機会がありました。

 

不思議なものですが、少しずつ、気持ちや意識の書き換えをするうちに

 

ご夫婦と姑さん3人で旅行したとのこと。

その時の姑さんのお顔（写真）が、菩薩様のようなすがすがしい表情を

していたのが面白かったです。

 

「人って、こんなに変わるんですね」

 

と彼女は言いましたが

 

「あなたも変わりましたよね」　とわたしの一言にお互い、笑った覚えがあります。

 

 

 

わたしの母も、祖母のことで地獄の日々を送りました。

他界した祖母に対して、時折、思い出しては不眠になるようです。

 

 

そもそも・・

 

パートナーがどれだけ愛情をかけてサポートできるか？

 

という根本的な問題もありますね。

 

 

 

いずれにしても、

 

この世を天国にするにも、地獄にするにも

 

自分の想い次第。

 

じぶんの意識が変われば、生きるのが楽になります。

 

これが難しいのですけどね。

 

 

無意識に、ふと、「あの時の悔しい感情・悲しい感情」などが戻ってきて

その感情にとらわれてしまうことはあります。

 

そういうときは

 

あー、また思い出したか。・・もう、いいじゃん！

 

という具合に、流しましょう。

 

 

思い出さないように封印すれば、それは昇華されずに残され

闇の奥深いところに、取り残されてしまいます。

 

生きている間に、それと向き合い、消化し、光に返してあげたほうが良い。

 

 

だから

 

想いを言葉に変えて、しっかり向き合って気持ちを伝えあって、

すっきりしましょう。

 

そのほうが、昇華できるので、地獄から抜け出せると思いますよ。

 

しらんけど。

 

 

昌帆より。

 

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京都のハッピーライフ☆占コンサル昌帆。