廃車予定だった軽自動車を趣味でコツコツ直し、手放してから数年。
現在の所有者が、あと2年だけ乗りたいとフロント側のハブベアリングを修理し
平均金額に50.000円をプラスして車検を通したキャロルですが
その後、燃料ポンプが逝ってしまいました。
時折上がり坂で失速するなど、今考えると予兆だったのでしょうが
(その時は燃料フィルターとエアクリを交換したら症状が治まった為に、大丈夫だと判断)
後から調べたら、そこもキャロルの弱点らしく泣く泣く交換した事例も結構あるようです。
思うに平成初期のキャロルは、10万キロ以上の走行距離は想定していないような雰囲気。
(現時点で13万キロ。2年前は確か6万キロ台で、自分としては1年で1万キロを想定していた)
しかも、ガソリンの供給が無いのに、どうにか始動させようと
セルを回し続けたせいで、セルモーターまでご臨終。
積載で運んでもらい、整備屋さんに「燃料がエンジンに行ってない」等
説明をしたのですが、話を聞いていたのか?いないのか?
新しいセルを取り付けた後に
「燃料ポンプも壊れていた。コレ部品だけで40.000円するけど、どうしよう?」
と逆に相談してくる始末。
何だかんだで総額は80.000円以上かかるとか。
ああ、車検さえ通して無ければ…完全に諦め時を間違えました。
まぁ~速攻で部品を探してみましたが、年式もありまして「キャブ車用」の社外品は無いです。
唯一ヤフオクで見つけた部品を取り寄せましたが、こちらも型が違って適合しません。
アイヤ~なんてこった!素人説明を鵜呑みに
「現物確認」を怠ったのは自分なので文句も言えません。
安く済ませようと頑張ったのに、18.000円の自腹になってしまいました。
結局、何だかんだで今回の修理費は90.000円。
こんな感じで修理箇所もほぼ一巡してしまい、エンジンだけは無駄に調子が良いので
「あと4年乗れるかなあ?」と、見通しの甘い事をご本人は言ってましたが
自分としては、次はデスビの寿命が来るのでは?と密かに思っております。