みなさんは、楽譜を書かれたりしますか。
どんなふうに音楽と関わるにせよ、楽譜を書くことっていろいろなプラスになると思うのです。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
中学生の頃…
中学生の時の吹奏楽部、使う楽譜は、自分で五線ノートに写譜してそれを使う決まりでした。
それはただ書き写すだけなのですが、もちろん、それまで楽譜を書いたことなどなかったので、
ほんとうに見よう見まねでした。
ほんとうに、ただ書き写していただけなのですけどね…。
ても、楽譜を書くことって、いろんなプラスになっていたように思うのです。
作曲、編曲
作曲や編曲をされる方って、どれくらいおられるでしょう…。
きっと一昔前よりは多いのではないかと思います。
これ、やってみるのもいいと思うのです。いろんな意味で。
少しだけ、ポイント、書いてみますね。
歌ってみる
楽譜に書いた動き、書く前に、歌ってみることをオススメします。
全部歌いますよ。声に出さずとも心の中で。
少なくとも調性音楽では、自分で歌えないものを書いたら、それはデタラメなのです。
だって、自分の中にある音を書くのが作曲であり編曲なのですから。
線
なんだかいきなりハードルの高いことを書きましたが、、、
楽譜に書いてある、それぞれのパートは、線なのです。
メロディーだけじゃなくて、ベースラインも、オブリガートも、
ハーモニーだって、それぞれの線が合わさって結果的にてきるもの、そんなふうに思うのです。
線って大切なのです。
ベースライン
中でも特に大切なのはベースラインだと思うのです。ことによると、メロディーよりも…。
楽譜を書いたことがある方ならわかると思いますが、
ベースラインが決まればハーモニーは8割方決まったも同然なのですね。
メロディーが変わっても、ベースが同じならきっと色合いやハーモニーの大筋は変わらないですが、
ベースラインが変われば、ハーモニーや、その色合いが変わってくる。
メロディーラインとベースライン、この2つがあればもう、音楽として成立するでしょ。
もちろん音符だけではなくて
楽譜に書いてあることって、もちろん音符だけではないですよね。
強弱やアーティキュレーション、速度表記や発想記号、練習番号などなど…。
それらは、音符同様に大切なもの。
たとえば弦楽器の楽譜にはボウイングスラーが書いてありますが、
楽譜にこれがなくて、弦楽器のみなさんの休憩時間がなくなった現場を見たことがあります…。
あっ、ぼくが書いた楽譜ではないですよ。
見よう見まねでいいから…
とにかく、見よう見まねでいいから書いてみる。それでいいと思うのです。
そして、その書いたものを歌ってみる。全部。
最初は時間がかかります。でも、その積み重ねが血肉になるように思うのです。
今はコンピューターで楽譜を書く方が多いと思いますが、
コンピューターが出す音を聴いて悦に入っていてはダメ。とにかく歌ってみる。
さて、作曲や編曲、やってみませんか。
それは、いろんな音楽活動のプラスになると思うのです。
ただし、著作権には気をつけて。