音楽を聴けないことを受け入れないで!! | フクロウのひとりごと

フクロウのひとりごと

愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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世の中まだまだ自粛が尾を引いていて、なかなか今まで通りに動き始めません。
音楽の世界も少しずつは動き出していますが、でも…
 
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
 
 

音楽ファンは腹を立ててほしい

まず、岩永直子氏が、3ヶ月ぶりに指揮棒を執った井上道義氏に話を聞いたこの記事、
読んでみてください。
 
 
どうでしょう。
まったくこのとおりだと思うのです。
 

リモートもいいけれど…

みなさんご存知のように、感染症が流行してから、リモートアンサンブルがたくさん行われました。
さて、どう思われますか。
当たり前ですが、やっぱりリアルな演奏とはどこか違うな、と思うのです。
仕方がない、という声も聞こえてきそうですが、ただ言えるのは、
リアルな演奏の代用には決してならない、ということ…。
 

過剰な対策

みなさんはもちろんクルマに乗りますよね。電車にも乗ります。
交通事故が起こるからクルマは全部走行禁止、バスやタクシーは営業停止、とはなりません。
ところが、今般の感染症で行われている対策って、それに近いと思うのです。
交通事故は、決してゼロにはなりません。飛行機事故ですら、ゼロにはならない…
それをわかった上で、私たちは日々、乗りものに乗るのです。そうですよね?
事故に遭いたくないから家から出ないなんて、バカげていますよね。
家にいたって、トラックが突っ込んでくるかもしれないし飛行機が落ちてくるかもしれません…
 

対策は必要だけど…

もちろん、感染症対策は必要でしょう。
でも、過剰な対策、意味のない対策は要らない。
みんながするから?
そう言われたから?
人目が気になるから?
そんなのばかばかしいと思いませんか。だから、
何が必要なのか、なぜ必要なのか、よく知り考えて実行しようよ、と思うのです。
1人で電車に乗るのにマスクは必要ないと思っているので、ぼくはしません。
こちらの記事に書いた通りです。
 
 

コンサートホールやライブハウス

コンサートホールに、観客制限は必要ないと思います。
マスクをすれば、満席でも問題ない。
手を洗う、顔に手を触れない、体温を計って来るなどしていれば、
もう普通にコンサートをして大丈夫だと思いますよ。
ライブハウスも、大きな声を出したりぎゅうぎゅう詰めにならなければ大丈夫でしょう。
 
 

こんな世の中に…

ぼくも、こんな世の中に腹を立てた、腹を立てている一人です。
感染症に、というより、過剰な対策や同調圧力に流されるような人々の行動に、です。
先日、楽譜を読み込もうと久々に図書館に行きました。そうしたら、
マスクしなければ入れない、連絡先を書け、滞在は20分以内、学習室は使用不可だと言われました。
正直、アホかと思いましたよ。「では結構です!」と言って帰ってきました。
 
ぼくだって、外から帰れば必ず石鹸で手を洗います。当たり前ですね。
1日5分、手を洗うとして、月に150分、4ヶ月で10時間…
もういいんじゃないの? と思ったりもしますが、それでも洗います。
毎日体温計ったり、うがいをしたり…。
少なくとも人並みに対策はしていると思います。
どうして感染するのか、どうしたら防げるのか、勉強もしました。
だからもう、余計なことはやめてくれ! と思いますよ。
 

モチベーション

3月以降、正直モチベーションを保つのが大変でした。みなさんそうだとは思いますか…
楽器は、練習しますよ(あたりまえ)。
練習している時は自分の世界に入れますからね…。
でも、いつ振るともわからないスコアを、どうにも読み込む気にはなれなかった…
読みましたけどね。
いつ演奏されるともわからない楽譜を、正直書く気にはなれなかった…
書きましたけどね。
意味のない対策や同調圧力で世の中を壊すのは、いい加減もうやめてくれ、と思います。
みんなもっと怒っていい。
 
さて、みなさん、怖いのはほんとうに感染症なのでしょうか。