コロナウィルス(COVID-19)の流行が連日マスコミで報道されて、世界的な脅威になっていますが、報道される感染者数や死亡者数の数字で、ちょっと気になっていることがあります。

 

第一波が世界に蔓延していた頃、インドネシアではしばらく感染者数「ゼロ」の報道が続き、日本のマスコミで驚きとともに取り上げられていたことがありました。それについてインドネシア保健省の大臣が、現地テレビのインタビューに感染者ゼロの理由を、「われわれは1日5回のお祈りをちゃんとしているから」と答えていたのには、呆れて口が塞がりませんでした。

 

以前にブログにアップした「薬」「ジャムゥ」にも書きましたが、インドネシアの人々は病気になってもまず病院に行きません。何故なら社会保険制度がないために治療費が高額になるのと、医者を信用していないからです。そんなインドネシアでウィルス感染者をどのように把握するのでしょうか。またコロナウィルス(COVID-19)感染の症状に似たものにデング熱があり、ちゃんと医学的に棲み分けしているかも疑問です。そもそもウィルスや病原菌の宝庫で、駐在している日本人でも病気になって原因が何かわからないことがあります。

 

インドネシアの隣国のベトナムではいつしか感染の終息が伝えられ、日本はベトナム人の入国制限を撤廃するというニュースを聞いて、ホーチミンへ行ったときのことを思い出します。街の観光案内をしてくれたベトナム人に、道を横断するのも大変なくらい車とオートバイの渋滞が激しいホーチミンで、当然交通事故も多数発生しているだろうと思い1日の死亡事故は何人かと尋ねたら、「誰も数えていないからはっきりした数字はわからないけれど、50人くらいは死んでいるんじゃないかなぁ。」と答えたのです。交通事故数を把握していない国で、はたしてコロナウィルス(COVID-19)感染者をちゃんと捕捉しているのでしょうか。

 

これから日本はウィズコロナで経済活動を始め国際交流を再開するにあたり、前述の私の気がかりなことが杞憂に過ぎず大事にならなければ幸いです。

 

(@ホーチミン)

 


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