卓球する朗人

楽しい卓球をより楽しくするには卓球の技を磨き、体が勝手にボールに反応するまで工夫しながら練習を積み重ねることです。

粒高ラバーの基本はプッシュ打法

2019-09-16 10:40:28 | 卓球

裏ソフトラバーと粒高ラバーは大きな違いがあります。同じツッツキと言っても、裏ソフトのツッツキは下回転のための打法ですが、粒高ラバーはボールコントロールのための打法です。

粒高ラバーで相手のツッツキをツキ返すと、上回転になり激しくプッシュすると上回転の攻撃打法となり、軽くツクと相手は下回転と勘違いすることもしばしばあります。これを相手と状況に応じて使い分ける戦法が前陣速攻型や前陣攻守型ツブ高マンの基本とも言えます。

具体的には、ツブ高マンは相手の鋭いツッツキのときは、台に水平に真っ直ぐラケットをツクこと、即ちプッシュ打法です。言い換えれば、やや上向きのラケット角度でネットに向けてプッシュすることでボールはネットを越えてから沈んで入ります。また、相手のボールが切れてない感じのツツッツキかナックルなら、やや上から斜め下にツクと浮くことなく入ります。これは切れてないナックル系なのでコントロールが大事です。

相手のナックル系を軽くツクだけでなく、少し工夫して相手を揺さぶるにはラケットを横に引く、あるいはラケット先端を横に激しく突く感じで変化させることです。これらを使い分ければ粒高で相手を困惑させることができて、試合展開を優位にしていくことが出来ます。

ツブ高マンはボールが多少浮いても慌てる必要はありません。飛んでくるボールを感じた方向にラケットを向ければ対処出来ると悠然と構えることです。ボールを体の正面かややバック側でとらえることで、粒高でのボールコントロールは格段に良くなります。前陣速攻型や前陣攻守型ツブ高マンは、しっかりボディーワークを使うようにしましょう。

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