福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

歯ならびデコボコの矯正治療

2020-09-25 | 歯並び、矯正の話

以前から当院の患者さんで矯正治療ご希望でしたが、部活等で忙しい時期が終わったとのことで治療スタートです。
前歯部分の歯並びがデコボコで、矯正治療のご希望があるのもリーズナブルです。










奥歯の噛み合わせは左右とも均等で良好、上下真ん中も一致しています。
ただし、上下とも向かって右側の歯ならびの方がデコボコ度が強いので、上下とも前歯が右側に傾斜して顔の真ん中とは不一致です。
歯並びデコボコの場合、歯並び(顎)の大きさと歯の大きさのアンバランスですが、データ的には歯が大きい人が圧倒的に多いんです。
矯正治療では基本的に顎を広げることはできませんが、奥歯部分が狭く内側に傾斜している場合は歯ならびは拡大できます。
その要素がない場合は、抜歯をしない矯正治療の場合、上下の前歯部分が前方に傾斜して歯並びが改善します。
この患者さんはデコボコだけ見ると、抜歯矯正?ということにもなりますが、上下奥歯とも内側傾斜で狭いという要素があります。
歯並び拡大が期待できるため、抜歯しなくとも前歯の前傾は少なくなるだろうと予測されます。
そういう理由で非抜歯の全体矯正スタートです。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam


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