風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

関ジャム20190616「Rain」

良いわ~凄く良いわ~

3回連続同じ書き出しになるくらい、ジャムセッションが素晴らしかった。なので今回も、大きく横道に逸れながら、暑苦しく感想を書いてみたいと思います。

言葉にはできず凍えたままで、人前ではやさしく生きていた

もうね、ここでね、心の中で「丸ちゃん…」と呟いていましたよ。このパートを丸ちゃんと決めた方に、何らかの祈りを捧げたい。

基本、甘味系ストレートボイス。楽曲やメンバーに合わせて、歌い方も音域も変えてくる。ピッチもテンポも正確。これが私の耳を通した丸ちゃんの歌声です。

セッション曲『Rain』は、そこそこ大人な男女の別れの歌だと思うのですが、どういうわけか、若かりし頃の丸ちゃんの、やさしさの奥に隠された屈折した想いが聴こえてきたのです。多分気のせいだと思いますが…笑

きみじゃない悪いのは自分の激しさをかくせないぼくのほうさ

レイニーブルー』の感想で書き散らしましたが、基本常夏な亮ちゃんには、湿気の高い深夜帯がよく似合う。しかもスコール。

先日のレンジャーに「自分が好きでいられる自分で僕はいたい」と書いていた亮ちゃん。人は誰しもひとりで生きているわけではないので、譲らなくてはいけないことがたくさんあるわけですが、そんな中でも「譲れない」何かを持つのは凄く大切。こんな私にも譲れないことがあるので、心の中で「ガンバレ!」と叫んでいました。

今日だけが明日に続いてる、こんなふうにきみとはおわれない

私は『元気が出るCD!!』に収録された『スペアキー』の村上くんソロパートが好きすぎて、倒れそうになった自称紫エイターです。世間的にはKINGの印象が強いようですが、本体は多分、身も心も昭和歌謡的な人なのではないでしょうか。じゃないと『Rain』をカラオケで熱唱したりしないと思います。

村上くんのソロはもちろんですが、個人的には、ヤスくんとのペアもお薦めです。

 

だいぶ横道に逸れた暑苦しい感想になってしまいましたが、ゲストの方々のちょっとマニアックな分析も、熱心に見たり聞いたりしています。

長く愛され続ける音楽バラエティ番組であることを、切に願っています。

 

最後に、私にとって思い出深い「雨をテーマにした歌」について少々。

その歌は、中西保志さんの『最後の雨』。亮ちゃんも激しく反応していた別れの歌。

本気で忘れるくらいなら、泣けるほど愛したりしない…

さよならを言った唇も、僕のものさ、君を忘れない…

このパートに、別れを切り出した私の想いを乗せて聴いていた若かりし頃。でも時の流れは残酷で、約半年後に新しい彼女と仲良さげに歩いていた元カレに遭遇し、その想いが錯覚だったと思い知るのでした(笑)

「雨をテーマにした歌」特集を見て急に思い出した、遠い過去の話です。

 

だいぶ横道に逸れた暑苦しい終わり方ですみません。

 

おしまい