前回のお話↓

吐き出せ(1)

吐き出せ(2)

吐き出せ(3)

吐き出せ(4)

 

 

 

 

心の中にあるもの、

ありのまま、

全部

紙に書き出す。

 

外に、

吐き出す。

 

 

気持ちが落ち着くまで、

毎日でも書く。

 


 

もうひとつ、大事なこと。

 

 

再びぐるぐる埋め尽くされてしまう前に、

心を温める。

 

 

リラックスできる、心地よくなる時間、

あるいは、

好きなことや、何かに没頭する時間を持つ。

 

 

 

 

たとえば、

ゆっくりお風呂で温まるとか、

のんびりティータイムを楽しむとか、

ぼーっと月を眺めるとか。

 

ゆったりとした時間を味わう。

 

 

映画やガーデニングなど趣味を楽しんだり、

パズルゲームや何かの創作に没頭したり。

 

好きなことでなくても、

たとえば、掃除でも、

『きれいにすることだけ』に没頭して、ピカピカにするとか。

ゲームのように楽しめれば、なおいい。

 

何か1つのことに集中する。

 

 

 

洗い物をしながら、「次は洗濯して・・・」とか、

『洗い物』と『別の考え事』という、

別々のことを同時にしてる状態は、

追いたてられてる状態。

 

そうじゃなくて、

今していること

そのことだけで頭も心もいっぱいにする。

 

目の前のこと、『今』を、

集中して味わう。

 

 

 

ひとりでもいいし、

恋人や友人と一緒でもいい。

 

「人と一緒にいると疲れるから、

ひとりでいる方がリラックスできる」とか、

「ひとりでいるより、恋人と居る方が落ち着く」とか、

「大勢でワイワイ盛り上がるのが大好き」とか、

人によって、

あるいはその時によって、

いろいろだから、

自分に合うことをすればいい。

 

 

 

でも、

物を買ったり、食べたり

いわゆる『自分へのご褒美』とか、

さみしいから誰かといるとかは、

違うから。

 

 

物欲や食欲を満たすことや、

さみしさや虚しさなどを紛らわすためにすることは、

一時的なもの。

 

前の記事に書いたのと同じ、

一時的な救いは悪循環に陥る。

 

仮ものでしかない。

金メッキみたいなもの。

あくまで一時的、表面的で、

心の奥まで満たすものじゃない。

 

 

ただ、

ティータイムして『ゆったりした時間を味わう』ために、

おいしいお菓子とおいしい紅茶を用意する、とかはアリ。

 

つまり、

メインは何かってこと。

 

『ゆったりすること』がメインで、

そのための道具としてお菓子がある。

ゆったりできるなら、

お菓子がなくたっていいし、いつものお茶でも、水でも

道具はなんでもいいってこと。

 

 

『自分のためだけ』の『時間』という

この上ない贅沢なご褒美。

 

 

 

 

大事なのは

『やらなきゃ』から解放されること。

『やらなくてもいい』ことをするゆとり感。

 

 

そこに、

損得も優劣もない。

成功も失敗もない。

 

そこにあるのは、

心が、

落ち着いたり、

癒されたり、

楽しんだり、

喜んだり。

 

その本質は、

芯まで沁みて温める

幸福感。

満足感。

 

 

 

 

 

『やらなきゃいけないこと』と『やりたいこと』

『プラスの作用』と『マイナスの作用』

自分の『内』と『外』

心の『強さ』と『弱さ』

 

誰にも両方あって、

意識の方向、重点が、

揺れ動いてるのが自然で。

 

どっちが悪いとかじゃなく、

バランスの問題。

 

偏った状態は不自然。

おかしな状態。

 

だから、

バランスを整えれば、

『自然な状態』に戻る。

 

 

 

そして、

自分を自分たらしめている『自分の核』は

変わることはない。

 

『自分に合う、ちょうどいいものを選ぶ生き方』

=『自分らしい生き方』が、

自然な状態で生きやすい。

 

 

それは、

いろいろなことが、

自分が思い描く『望みどおり』にはいかないかもしれないけど、

『素の自分』を知っていれば、

『素の自分』を認めてあげていれば、

何があっても、

『自分に合う、ちょうどいいものを選ぶ』ことができる。

 

一時的にマイナスに引きずられても、

戻ってくることができる。

 

 

 

疲れきってしまった心は

時間はかかるかもしれないけれど、

何度でも、渦巻いてるものを吐き出して

ゆっくりでもあたためて。

 

 

少しずつでも

自分や他人を

受け入れる余裕が持てたなら、

ひとりでなんとかしようとせずに、

他の人の力を借りてね。

 

 

ひとりだけの力より

何倍も強力。

 

たとえば、

誰かのエピソードや音楽や絵に

癒しや元気をもらえるように、

直接的でない力もある。

 

もちろん、

直接話したり、一緒に楽しんだり、

分かち合う力もある。

 

 

人に頼ることは、

相手の『人を助けたい』という気持ちを満たすこともできる。

助ける側も、助けられる側も

気づくことや得られるものが合って、

お互いがお互いの役に立っている。

 

一緒に乗り越えることで、

喜びを分かち合って、

絆や信頼を深めたり、

幸せが拡大する。

 

 

直接的でも間接的でも、

誰かの優しさにふれて、

心に沁み渡れば、

今度は、

自分から誰かへの優しさに変えることもできる。

 

 

 

人とのつながり、人の優しさは

受け入れることができれば、

やっぱりものすごく強力。

 

 

無理しなくても、

自分に合った関わり方をすればいい。

 

 

 

心があったまれば、

自然に

前向きな気持ちや希望、

本来の自分を

取り戻せるよ。

 

 

 

 

 

 

 


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