ヒカゲシャクナゲ

 

 

 

ヒカゲシャクナゲ

 

 

近在の低山で採取した種子から育てたクリーム色のシャクナゲです。

 

花びらの先端に、薄紅色がほんのり出ています。

 

何処の山にも繁殖しているという事ではありませんが、1.000mクラスの
低山に在ります。

 

毎年、種子を採取する数箇所の山を決めておいて採りに行きます。

 

 

 

この種類は一般的に日陰ツツジと呼ばれていますが、分類上はツツジでは
なく有鱗片種のシャクナゲです。どこが違うか葉の裏を比較してみました。

 

 

 

葉裏比較

 

 

少し判りづらいですが、写真上の葉がツツジ(オオムラサキ)の葉で、下の
左が、この咲いているヒカゲシャクナゲの葉です。

 

写真をもっと拡大すれば良かったのですが、ツツジはハッキリした葉脈のみ、
シャクナゲは、細かい赤い斑のようになっています。

 

その斑の極小の点々が鱗片です。それで有鱗片シャクナゲと分類されています。

 

 

シャクナゲは、大きく分けて無鱗片シャクナゲと有鱗片シャクナゲに分類されて
います。ヤクシマシャクナゲやアズマシャクナゲは無鱗片でツツジとの比較は
葉が大きいので容易です。

 

 

 

 


 

 

 

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