KINMU OF DIGGIN

どんなに忙しい勤務中でも何とか時間を作ってレコードを掘りたい!勤務中、出張中に掘った中古レコード備忘録

Lo-D Master Disc Series Vol.1

2019-12-07 16:02:41 | HARD OFF
早朝クライアントの電話で目が覚める。
起きがけにふと、先日亡くなった知人を思い出す。
急ぎクレーム処理。良い反響に対しての処理なので幾分気が楽。

突然の悲報は先日突然、後輩から伝えられた。
今年の2月に亡くなっていたとのこと。
十数年前、脳梗塞を発症し重度の麻痺が残ってしまった。
僕の10歳上の兄貴分で、いかにも名古屋出身というお洒落でお茶目な同じ業界で働く兄貴だった。プロレスとゴルフと酒が共通の趣味ということで即意気投合。当時人気だったナイキエアマックスのゴルフスパイクを必死に探し、お揃いで購入。タイガーウッズブームに乗って業界の連中とよくゴルフに出かけた。
立石の鳥房にもよく行ったものだった。月イチペースで気の合う業界の仲間とコンペも開催していた。埼玉辺りのゴルフ場に行き、上野仲町通りの焼肉屋で打ち上げと行った感じ。ほかのコンペと異質なのは、優勝者にはプロレスレプリカチャンピオンベルトが授与され毎回防衛戦を行い、ブービーとブービーメイカーはそれぞれプロレスのマスクを飲み会の間被り続けなければならない。いつも優勝していたのがこの兄貴。ビールジョッキ片手に肩にチャンピオンベルトをかけて嬉しそうに笑っている映像が今でもはっきりと思い出す。ブービーとブービーメイカーは残念ながらうちの社員。酒が進んでくると上半身を脱ぎだす始末。170センチそこそこの中肉中背マスクマン2人とチャンピオンベルトを肩にかけ誇らしげに呑む集団は極めて異質。今だったら西口プロレスでありそうな光景だが、当時はそうでもなかった。韓国人店員が不思議な目で遠巻きに見ていて、なかなか注文も取りに来てくれない。そんな馬鹿馬鹿しいゴルフコンペがとても懐かしい。倒れる前の一番元気で楽しかった頃に違いない。倒れてからは弱った姿を見せたくないのか、転勤も重なりだんだん疎遠になってしまった。
みんなお星様になっちまう。


鉛色の雲が憂鬱な気分を助長する。


午後の仕事前に、スタッドレスタイヤ交換のためオートバックスに。
思ったより早く終わったので、ハードオフ宇都宮駅東店に。
ジャンクコーナーに直行。
最近は見ただけで新しく突っ込まれたレコード群が分かるようになってきた。







●アイリーン【いちご娘】EP 22円
アグネス・チャンのお姉さん。
サンリオレコードってレーベルも初めて。
青山ミチもカヴァーしたエミー・ジャクソン【涙の太陽】とか国内外の60年代GSを数枚捕獲。


● V.A.【Lo-D Master Disc Series Vol.1】LP 110円
久しぶりの和ジャズ。
日立家電販売の視聴用非売品。
八代一夫ワークスでシャフトのテーマも収録。
ジャケット裏面には八代一夫作曲の大名曲 白木秀雄クィンテット【祭りの幻想】の解説が。聴かなくても気分が上がる。





残務処理も終わり、自宅近くのTSUTAYAに寄ると、100円CD市。
3枚抜いといた。明日までやってる。
これが全部レコードだと想像してみると身震いがした。
明日の骨董市に行く時聴いてみるか。
爆釣の予感がする。






今宵は田中兄貴を忍んで一杯やろう。
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