Nightfall

オカルト懐疑論。超常現象を調べたり、文献レビューしたり、オカルトニュースを紹介したり。

【英国】バークリー・スクエア(Berkeley Square)50番地の幽霊屋敷伝説

バークリー・スクエアの幽霊屋敷

イギリスのウエスト・エンドのバークリー・スクエア(Berkeley Square)50番地には有名な幽霊屋敷が存在する。英国のジョージ・キャニング首相(在任期間:1827年4月10日〜1827年8月8日)が住んでいたこともあるという。現在の名称としては古書店マグズ・ブラザーズとも呼ばれている。この屋敷には〈開かずの間〉と呼ばれる部屋がある。かつて女中が発狂死を遂げたことが原因で、〈開かずの間〉と呼ばれるようになったのだという。その怪奇現象を否定するために〈開かずの間〉に宿泊した者などが不可解な死を遂げたという伝説が語り継がれている。〈開かずの間〉には、魔物が宿泊してるとでも言うのだろうか。

参考文献
◆J・A・ブルックス著、南條竹則・松村伸一訳(1993)『倫敦幽霊紳士録』リブロポート