すっかり秋になりましたね。
今となってはギラギラ猛暑が恋しい今日この頃。
夏はまだですか?
え?終わったばかり?
さて、登山シーズン到来という訳で青森に行って参りました。
青森の百名山は2座あります。
①岩木山(1,625m)
おいわきやま等呼ばれている青森の最高峰で…
最高峰とはちょっと意外です
青森と言えば八甲田山が一番高いのかと思ってました。
おまけに最高峰とは言えそんなに標高も高くないし(コラッ
山岳信仰の対象なのに失礼の極みですね
津軽富士とも呼ばれ
太宰治なんかはもうベタ褒めで「十二単を拡げたようで、透き通るくらいに嬋娟たる美女」とか言われるくらいの山なのにまったく
②八甲田山 (1,584m)
「八甲田山」と名がついた山は無く、18の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群です。
北部八甲田山系と南部八甲田山系に分かれており、間に湿地帯なんかもあったりします。
今回は八甲田山系の最高峰、北部にある大岳 (1,584m)を目指します。
そして八甲田と言えば八甲田雪中行軍遭難事件
映画にもなってますよね、怖くて見ることが出来ませんが
「天は我々を見放した」
という有名なセリフだけは知っています。
見放されたんですね、益々見る気がしなくなりますね。
この2座に挑戦してきました。
朝イチの新幹線で新青森駅まで、その後レンタカーを借りてまずは岩木山を目指します
道中はりんご畑からのりんご畑、ずーっとりんご畑でした
青森に来た感が凄いですね
天気はイマイチですが岩木山が見えてまいりました。
太宰「十二単を拡げたようで、透き通るくらいに嬋娟たる美女」
海山「ほんとですね」
登山の前に過酷な津軽岩木スカイラインが待ち受けます。
全長9.8kmの間に69ものヘアピンカーブ
曲がっても曲がってもまたカーブの連続で、いよいよやってられるか!と声を荒げたくなる頃
12:00 岩木山八合目駐車場(標高1,625m)までやってきました。
よっしゃ!いぐど!
え
なんと九合目までロープウェイで来れちゃうんですよ(ドヤッ
いや、ドヤじゃなくて
まあ、このあと超急登になるから良しとしましょう。
登山道は急なガレ溶岩攻めで、約45分間の腿上げタイム
いや、これキツイわ。
ロープウェイ作った人にありがとうありがとうと心の中で何度もお礼を言いながら
12:45 岩木山(1,625m)到着です!
360度パノラマの素晴らしい山頂です。
岩木山神社の奥宮が祀られています。
晴れた日には北海道まで見渡せるようなのですが
うーむ、霞んで見えませんね。
さて、降りましょうか(ハヤッ
ガレガレで危ないですからね、基本は右側通行です。
下りもなかなかのシンドさ。。。
13:30 九合目からロープウェイで八合目駐車場に戻ってきました。
お疲れ様でした。
往復1時間半のお手軽百名山ですね!
その割には疲労感がすごいのですが気のせいですよね!
過酷な津軽岩木スカイラインを一生懸命降りて食べた茹でトウモロコシの甘いこと
ガブガブ食べちゃいました。
そして今夜の宿、十和田湖に向います。
さっきから気になってたのですが、景色がいちいち色濃いんですよね。
岩木山もそうでしたけど、何でだろう。
とりあえずビールでも飲んで考えましょうか。
奥入瀬ビールと「十和田湖ひめます」
十和田湖はもともと魚が一匹もいない湖だったのですが
100年前に和井内貞行さんが養殖に成功し今は「十和田湖ひめます」としてブランド化されています。
皮に独特の臭みがあったので剥いで食べたのですが、はじめて川魚を美味しいと思いました。
和井内貞行さんありがとう。
そして、十和田湖と言えばこちらですね。
乙女の像 高村光太郎作
高村さんと言えばあれですよ、ほんとの空が見たいといった智恵子の旦那ですよ。
『安達太良山』の様子はこちら→
てことは、こちらは智恵子×2ってことでしょうか?
あ!
そういえば、福島の『安達太良山』の景色と同じ色濃さだ
『安達太良山』のとき、智恵子の言うとおり素晴らしい空だな、と思ったんですよね。
東北全般この色濃い景色なのかな、なんかすごいな。
などと関心している場合では御座いません。
この日我らは素泊まりで宿を予約していたのですが
なんとこの十和田湖周辺ほぼ17時でお店が閉まってしまうんですって!
\景色は食えない!/
周辺の居酒屋で青森名物食べまくりの予定が…
急遽、宿の方にお願いして夕飯をつけてもらいましたが
青森名物、バラ焼き…?
青森名物、ねぶた漬とイカ…?
なんとも悲しい夕食になりました。
いや、我らの計画の甘さが悲しいんです。
宿の方には感謝してます、本当に。
食べ終わったら、寝ましょうね、明日もあるし。
翌日の朝食に不安が残りますが。。。
それではおやすみなさい
■青森 八甲田山 前編 に続きます→
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