億劫感を超越して未来を変える

片付けは人生そのものというテーマのもと、読むだけで不思議と意欲が湧いてくる"片付けの処方箋"です。また具体的な"片付け事件"の記録は「片付け連続小説」でどうぞ!

いざタンスを運びはじめてみると、私はとんでもない仕事を引き受けてしまったなと思った。タンスというものは中身をすべて取り出した状態でもこんなに重たいものだとは思わなかった。

これは並大抵の苦難ではない。これほどの苦難を味わうのはギリシャ神話のシジフォスかわれわれくらいであろうと思った。なるほど、この作業を一人で行うのは無理である。

片付け連続小説 より ―

『片付け連続小説(20)小原さんからのメール』の画像
家具搬出作業の翌朝のことである。小原さんからメールがあった。 大塚さん 昨日は暑い中、まことにありがとうございました。 大塚さんのおかげで、引越しのめどがついたように思います。 深く感謝致します。 以上 荷物の搬出は思ったよりもずっと大変だったけれど、小 …

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