症例1026 | 仙台下肢静脈瘤クリニックのブログ

仙台下肢静脈瘤クリニックのブログ

仙台下肢静脈瘤クリニックの公式ブログです!

34歳 女性

右下肢静脈瘤

 

術前

 

術後一ヶ月

 

右ふくらはぎの血管のふくらみが

術後一ヶ月でほとんど目立たなくなりましたねウインク音譜

 

院長より
右下肢静脈瘤の患者様です。
逆流している右大伏在静脈の血管内焼灼術を行いました。
術後は静脈瘤が目立たなくなりましたね。
まだ、静脈瘤が残っている部分は、今後時間の経過とともにさらに目立たなくなていきます。

手術時間20分
 

下肢静脈瘤血管内焼灼術について

治療内容

逆流している伏在静脈に高周波カテーテルを挿入し、局所麻酔下に血管の内側から高周波を照射することで、静脈を閉塞させ静脈血の逆流を止める治療です。治療によって症状は改善し、静脈瘤は目立たなくなります。

リスク・合併症

  • 必ず起こること:腫れ、軽度の疼痛(数日で改善)、内出血(1か月で消失)
  • 時々起こること:水疱(テープに負けによる)、血栓性静脈炎(血管に炎症起きて痛みが出る、1週間程で自然に軽快)
  • 滅多に起きないこと:神経障害(皮膚の感覚の低下、しびれ、300例に1例ほど)
  • 文献レベルでの報告があること:深部静脈血栓症(深い血管に血の塊ができる(0.1%))

治療にかかる費用(片足治療の場合)

診察内容

1割負担の場合

3割負担の場合

硬化療法   

約1,800円

約5,500円

高周波治療

  約15,000円     約45,000円