中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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春うららの鎌倉;谷戸池・玉泉寺・龍宝寺・宮前御霊神社を一回り(1)

2020年04月06日 04時58分10秒 | 鎌倉あれこれ

                          <谷戸池の桜>

     春うららの鎌倉;谷戸池・玉泉寺・龍宝寺・宮前御霊神社を一回り(1)
                  <<鎌倉中央公園から谷戸池・岡本神社へ>>
                 (独り散策)
             2020年4月3日(金) 晴
<ルート地図>


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<まずは鎌倉中央公園散策>

■鎌倉市からのお達し
 鎌倉市役所から新型コロナ対策のために「新型コロナウィルス感染症が猛威を振るっている間不要不急の外出は控えて下さい」という内容のDM(封書)が届いた.どうやら市内在住70歳以上の高齢者全員に送られた手紙のようである.A4の紙3枚裏表に注意事項や何かのときの連絡先が印刷してある.市内に70歳以上の高齢者が何人居るのか良く分からないが,この書類を作って封書で出す労力は大変なことだっただろうなと思う.もちろん,私も市からのお達しは遵守するつもりである.この懇切丁寧なお達しの中で,①手洗い,②睡眠・食事,および③運動によって,免疫力を高めようと提案している.そしてそれぞれの項目についての解説がある.すべて尤もなことなので極力遵守するつもりである.
 ところが,実現が困難そうで,ちょっと困ったことが1点ある.それは「運動するときのポイント」として「1週間単位で,1日平均歩数8000歩以上を目指す」という項目である.この目標は,晩期(?)高齢者である私には,すごく高いハードルでなかなか実現できそうもない.
 …ま,それはともかく,ご指示通り,今日も午後から人混みを避けて鎌倉のあちこちをお散歩する積もりである.
 さて,閑話休題.
 今日も午前中は,4月から入学した某大学(院)関係のお勉強やら雑務,余技(たとえばブログ記事作成)に費やす.結構忙しい.少し遅めの昼食を老夫婦だけで摂る.午後からはお互いに単独行動である.私は市からのお達しの通り,8000歩程度のお散歩に出掛けることにする・
 13時15分,お散歩の起点,鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す…が,
 ”さて,今日は何処を歩こうかな…”
という有様で,何処へ行くかも決めないまま,取りあえずは鎌倉中央公園の中を歩くことにする.

<鎌倉中央公園清水塚口の遊園地>

■桜と新緑の鎌倉中央公園
 清水塚口から鎌倉中央公園に入る.
 今日は金曜日.コロナの緊急事態を反映してか,公園近隣の住民と思われる子度連れの方々があちらこちらに居られる.今,まさに春たけなわ.園内は桜と新緑,それに心地よい春風が吹いている.私はもう何枚撮ったか分からないほど沢山の写真を撮りながら,鎌倉中央公園を通過.山崎口から山崎の集落の中をゆっくりと歩き続ける.




<鎌倉中央公園の桜と新緑>

<山崎から岡本へ>

■薬師堂跡
 山崎の集落を通って,13時30分,薬師堂跡前の三叉路に到着する.ここで,どちらへ行こうかと,しばらくの間,迷いに迷う.右折して山崎小学校方面へ向かうか,それとも目の前の水道山に登ろうか,あるいは左折して大船駅方面へ行こうかである.今日のお散歩の目標は,とにかく8000歩は歩こうである.8000歩歩けば,コースはどこでも良いはずだが,どうせ歩くならば,なるべく最近歩いていないところを歩きたい,でも,最近歩いていないところなど,ほとんどないのが思案のしどころである.

<薬師堂跡>

■水道山山麓の桜
 水道山山麓の桜は今が見頃.立ち止まってこの桜の写真を撮りながら,さて水道山へ登ろうか,それとも大船駅方面へ行こうかと迷う.そのとき,ふと,
 ”そうだ! 久々に谷戸池の桜を見に行こう…!”
と私の頭の中に電灯が点る.

<水道山山麓の桜>

■踏切と柏尾川を渡って岡本へ
 大船駅に向かって歩き続ける.
 山崎跨線橋の手前で,ふと気が変わる.
 ”そうだ! 谷戸池へ行ってみよう…!!”
 谷戸池は桜の名所として知られているところである.山崎跨線橋の手前から,台2丁目の住宅地を抜けて,13時46分,東海道本線の踏切に到着する.ちょうど東海道本線の下り電車が踏切を通過中である.
 踏切と柏尾川に架かる橋を渡って岡本へ.


<東海道本線の踏切と柏尾川>

■途中から路地に入る
 柏尾川右岸沿いの道をバスターミナル(神奈中バス用)まで遡り左折する.ここから先は切通で少し急な上り坂が続く.進行方向右手の山の上に大船観音が鎮座している.坂道を登り切る頃,右折して道幅が狭い路地に入る.途中に何本かの枝道があるが,谷戸池の方向に向かって歩き続ける.

<谷戸池に向かう路地>

<谷戸池を一周>

■谷戸池に到着
 14時03
分,路地の突き当たりにある10数段ほどの石段を登って谷戸池に到着する.この池は鎌倉でも有名な桜の名所である.

 石段を登り切った場所は公園風に整備されている.公園のベンチで近所にお住まいかと思われる方々が何人か居られる.私はちょっと黙礼してから池に近づく.池の周囲に背の高い金網が張り巡らされている.まずは金網の目にデジカメのレンズを当てて池の写真を撮る(冒頭の写真).

<谷戸池に到着>

■池の周囲を一周
 それほど大きな池ではないが,池の周囲を桜が囲んでいる.今正に見頃.池を半周ほど回ると高さが低い金網に変わるので,家の眺望も大分良くなる.
 私は,何枚写真を撮ったのか分からなくなるほど,写真を撮り続けながら,ゆっくり池を一周する.


<写真を撮りながら谷戸池を一周する>

■子育地蔵
 14時08分,谷戸池の周回を終えて,池の畔から数十メートル離れたところに祀られている子育地蔵へ.
 『かまくら子ども風土記』(p.233)によると,この像を彫ったのは市川茂助という仏師で,大和にある運慶寺の木造弘法大師像もこの仏師の作だという. 


<谷戸池近くの子育地蔵>
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